夏色シロップ専門店

管理人:kijiさま

 
内容:夏にだけ会える不思議なお店の店主とお客の少女の年の差恋愛ノベル
使用ツール:YU-RIS / プレイ時間:約1時間 / ED数:1種類



【あらすじ&登場人物】
主人公のミツキが8歳の夏に見つけた不思議なお店。
そこはのっぽで色の白い1人の男性が、自ら漬けたシロップで夏のジュースを提供してくれるお店。
魔法で作るという彼の言葉はかなり怪しかったけれど、出されるジュースはどれも美味しくて。
夏の思い出を詰め込んだそのシロップを味わうために、また今年もあのお店に通うのだ。

ミツキ :主人公。ちょっとおませで大人びた思考の女の子。
白樺さん :夏の間だけ営業している喫茶店の店主。物腰柔らかいのんびり屋で、自称・魔法使い。



【感想】
★★★ :糖度
★☆☆☆☆ :コミカル度
★★★ :シリアス度

夏の間にご紹介出来ればと思ってい(以下略)
8歳の少女が緩やかに穏やかに一途な恋を育くみながら、20歳まで成長していく夏を描いた物語です。
選択肢無しの一本道ノベル。
夏の光のキラキラ感や炭酸のシュワシュワ弾ける活発さや儚さがぎゅっと詰め込まれているようで、
この季節にしか味わえない爽やかで清涼感溢れる余韻が心地好かったです!

まず、何より白樺さんが魔法でシロップを集める&作る描写が幻想的で素敵。
現実にそんな光景があるはずもないのに、何故かそのシロップの玉がコロンと生まれる様子が
脳内で容易に再生出来てしまうんですよね。とても鮮やかな色を持って。
出てくる飲み物の描写もとても繊細で柔らかで、実際に飲んでみたい!と思わせてくれるものばかりです。
飲んでみたいし、見てみたいし、何より白樺さんとお話してみたい。あの優しい空間に入ってみたい。
…私、癒されたいのかな(苦笑)
白樺さんの【どんな涙も時間がたてばおいしくなる】という台詞が胸にじわりと沁み入りました。
(一部文字反転)
そして、主人公・ミツキの恋心も白樺さんの世界に負けず劣らずピュアで、健気で、まっすぐで。
清らかながらも人間臭い、そんな心の熟成の過程をじっくりと読ませてくれます。
丁寧だけどある意味淡々とした文体も読み易いですね。行間への想像力も掻き立てられます。
こんな風に身の周りにある何気ない美しいものにもちゃんと気付ける感性を持ちたいと思いました。

この主人公達のその後が描かれた『冬色シロップ専門店』も公開されています。
別レビューとして書くかどうか迷ったのですが、前作内容含めていろいろネタバレになりそうなので
ここに同時紹介という形を取らせて頂きました。
少女だったミツキちゃんは大人になり、白樺さんもアルコールを提供するようになっています。
飲み物の描写がこれまた美味しそう^^
こちらは冬らしく、穏やかで温かな空気に包まれた物語です。2人が幸せで嬉しいv



■同作者様の別作品『Sweet Painful Utopia』とは世界がリンクしています。
 ハロウィンまでの魔女たちの日常を描いた百合ノベルで、少年白樺さんがちょこっと出てきます。

   Leave a Comment


Private :



   Comments


page navi  : 

:::: ランダム応援バナー 【一覧】 ::::

- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
05 07
プロフィール

ユキ


Author:ユキ
.
フリーゲームレビュー&二次創作の
ブログ。 
当ブログについては「はじめに」をご一読
下さいませ。

最新記事
ジャンルで探す
傾向で探す
サイト名で探す
最新コメント
レビューリスト(あ~と)
※タイトルにオンマウスでサンプル画像表示
*印のついた作品は公開終了しています

 
 
 
レビューリスト(な~ん・他)
 
 
 
 
検索フォーム
リンク
QRコード
QRコード