こちゅうの夏

管理人:雨宮えいさま

 
内容:戻らない夏の短編ADV
使用ツール:LiveMaker / クリア時間:約30分~1時間 / ED数:6種類

※こちらは12推(12歳以上推奨)作品です。


【あらすじ&登場人物】
それは、こちゅうの夏のことでした――

奨学金を受けながら高校に通う主人公・樋川りこ(名前変更可)は、
訳あって2人の男性と同居している。
1人は年中着物姿で落ち着いた大人の作家先生。
1人は常に何かに苛ついていて、学校に通わずバイトしている同い年のフリーター。

友人の言葉をきっかけに、主人公は彼らを初めて恋愛対象として意識してみるのだが…。

樋川りこ(名前変更可) :主人公。ほとんど怒る事のないおとなしい性格の女子高生。
小比留巻 昴 :同居人の1人。パナマ帽に和服がトレードマークの作家。年齢は20代。
ヒロヤ :同居人の1人。主人公と同い年だが、学校には通っていない。怒りっぽい性格。



【感想】
★★★★★ :心洗われる度
★★★★ :心満たされる度
★★★★☆ :心痛い度

すごい…、すごい作品でした…。
何が、と言われると上手く言葉に出来ず、何とももどかしいのですが。でもすごい!!><
長くはないシナリオの中に珠玉の言葉がぎゅぎゅっと詰まっていて、
心の奥の大切な場所にずっとそっとしまっておきたくなるような…そんな物語です。
かなり“重い”内容ではあるのですが、これを“暗い”とは決して表現したくない。
自分ではどうしようもないほど気分が沈んで浮き上がれなくなってしまった時にこそ
この作品を読み返し、彼らに「大丈夫だよ」と言ってもらいたい気持ちになりますね。

「やや乙女向け」という事でしたが、女性主人公に男性キャラ2人(しかも同居設定)、
これはどう考えても普通なら乙女ゲーでしょう!――と思いながらプレイしたんですよ。
でもですね…、真相EDまで見てやっと理解しました。
確かに「乙女ゲー」というカテゴリで括るにはちょっと違うかもしれないな、と。
恋愛ものとするにもまた違和感はあるのですが…う~ん、ネタバレせずに語るのは難しいなぁ。
でも昴とヒロヤ、それぞれのヒロインに対する切なる思いというものは
読んでいて本当に胸にズシンと来るものがありまして。ラストは涙無しには読めませんでした…!
真相ルート以外では主役3人の関係性は明確に語られないし、
「え?え?これどうなってんの??」と戸惑うシーンも多々あるかと思います。
が、それらは全て計算され尽くした伏線。最後に実に見事に回収されていきます。
あの繊細にして怒濤の如く盛り上がるクライマックスは、もう圧巻と言う他ありません。
プレイヤーを話に引き込んで離さない、素晴らしきストーリーテラー!
バックに流れる歌がこれまた情景にピッタリで…ものすごい相乗効果なんですよ。
涙腺が決壊してホント困った…!!

選択肢は少なめで、総当たりでコンプ出来る程度の難易度です。
真相EDにはルート制限がかかっていると思われるので、まずは個別EDを狙いつつ
ところどころで「??」となりながら真相を読み解いていって下さい。
恐怖・苦悩・悲哀などのネガティブな感情をプレイヤーに植えつけながらも、
最後はあたたかな希望の光を残してくれる――とてもとても素敵な作品です。
主人公に幸あれ。

公主月奇譚

管理人:雨宮えいさま

 
使用ツール:LiveMaker / クリア時間:約1~1.5時間
攻略人数:4人 / ED数:19種類

※こちらは15禁(15歳以下禁止)作品です。


【あらすじ&登場人物】
生まれてからずっと後宮暮らしで、世間を知らず無邪気に育ってきた公主・碧雲(名前変更可)。
皇帝の異母姉でもある彼女には、これからも外を歩き回る自由など望めない。
ある日、後宮の外からやって来た月宮の巫女に外界の話を聞き、公主は思った。

外に出てみたい。鳥が飛ぶように自由に――

叶うべくもないささやかな願いのはずのそれだったが、不意に不思議な声が応えた。

「――ならば、見せてあげようか」

天龍 :現皇帝陛下。主人公とは母親が違うが、姉弟仲は良く姉思い。
郭 世鏡 :宦官として主人公の幼少時より付き従う。やや口うるさいが、常に主人公第一。
月祥 :後宮にある月宮に祀られている月の神。奔放で気まま、あまり神様らしくない。
雪 銀蓮 :纏足(てんそく)の淑やかな美女。月宮の巫女となるべく後宮にやって来た。



【感想】
★★☆☆ :糖度
☆☆☆☆☆ :コミカル度
★★★★★ :シリアス度

まさに愛と憎しみは紙一重!…というドロドロした印象の強い宮廷劇です。
「ドロドロ」なんて書くと誤解されそうですが、あくまで誉め言葉として書いておりますので!
こういう、最後に主人公が叩き落とされる展開(も)大好きですーっ(人´∀`)
平穏なEDももちろんありますが、甘くて幸せなラストというのはかなり少なかったかも。
でも、それだからこそ希少なハッピーEDがより輝いて見えるんですけどね。
上記糖度評価↑は「甘さ」として捉えたものなのでやや抑え気味にさせて頂いたのですが、
「愛憎度」として捉えるなら突き抜けて高くなりますよ!
まぁとにかく、どの攻略キャラもヒロインへの想いが(形に差はあれ)ひとかたならないったら。
ハッピーエンドも良いけどバッドエンド楽しいわぁぁ、という方に大推奨致します^^
非倫理的な内容も含まれていますので、注意書きはプレイ前にしっかりお読み下さいませね。

ゲームの目的は6日間誰かのところへ行って会話をし、何らかの「感情」を集める事。
集めた感情は「満月」「新月」として表示され、
誰のどんな感情をどれだけ集めたかによって7日目以降の物語が分岐します。
普通に考えれば「相手の喜ぶ会話=満月」となりそうなのですが、
満月ルートがハッピーエンドに繋がっているとは限らないのが面白いところ。
純粋無垢であるが故に、時に残酷なまでの鈍感さを発揮してしまうヒロイン。
彼女に対し、ひっそりと何かを募らせていく攻略対象らが不気味だったらありません。
そんな中、好みだったのは断然世鏡ですねー。愛情表現は静かで穏やかだけど、底なしに深い。
彼のEDはたとえ結ばれずとも割と安心出来るものが多かったかな。あの糸目もいいわ~v
でも、個人的にオススメなのは銀蓮ルート!
銀蓮のEDは本当に多岐にわたっていますが、いろんな意味で愕然とさせられるものが多いんですよ。
結末五と結末十七が特にお気に入りですっ。
余談ですが、冒頭に出てくるヒロインと銀蓮の全身スチル、足元を見比べるとちょっと寒気が…。
纏足って恐ろしいですね…(((゜言゜)))

おまけシナリオ(月裏奇譚)も非常に豊富で、中にはスチルが表示されるものも。
EDコンプ+おまけシナリオ読破で最後に「後書」が出現します。
(読破したけど出ないよ!という場合は、一旦おまけページを出て再度入り直してみて下さい)
そこに最後のスチルが隠されていますので、それを見てこそ本当のコンプリートとなるはず?です。

蒼き森の時使い

管理人:雨宮えいさま

 
使用ツール:LiveMaker / クリア時間:約40分~1時間
攻略人数:2~4人? / ED数:9種類

※こちらは15禁(15歳以下禁止)作品です。


【あらすじ&登場人物】
魔術師の弟子・ノーラ(名前変更可)が目覚めたのは、とある見知らぬ部屋。
傍についていた護衛官エリクの言う事には、どうやら彼女達は師の魔法によって
薬草を摘みに100年前の世界へとやって来たらしい。
しかし、肝心な“現代に戻る方法”が思い出せない。
彼女はこの世界に来てすぐ事故に遭い、ここ数日間の記憶を失ってしまっていたのだ――。

深緑の魔術師 :過去の「蒼き森」に住む魔術師。若いが非常に有能。本名は不明。
エリク :主人公の師の護衛を務める近衛兵。貴族出身だが、平民の主人公にも優しく接する。
クラエス :過去の世界で出会った優雅な所作の紳士。師匠のお得意様のようだが…?
アルフレド :主人公の師で、凄腕の宮廷魔術師。主人公は「先生」と呼んで慕っている。



【感想】
★★★ :糖度
★☆☆☆☆ :コミカル度
★★★★ :シリアス度

今記事が記念すべきレビュー300本目です! わーわー♪ヽ(´▽`)ノ
確か去年の新年1発目記事(新規)が200本目だったので、約1年ちょいで100レビューしたのか…。
ゲーム制作者様、閲覧者の皆様、いつも本当にどうもありがとうございます!
ブログはまだまだまったり続けていく予定ですので、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

此作は以前から気になってはいたものの、なかなかプレイ出来なかった作品の1つでした。
本当は同作者様のもう1作『公主月奇譚』と合わせてご紹介したかったのですが、
そちらはまだコンプ出来ていない状況でして…orz(←へっぽこゲーマー)
まぁ300本目として一旦区切るのもいいよね!という事で、こちらだけ一足お先にレビューさせて下さい。
(3/19追記:『公主月奇譚』もレビューUPしました!)

この作品はですね、どのキャラにもそれぞれの個性があって素敵なのですが、
ヒロインとメインヒーローの「あの人」がとにかく別格で魅力的! この一言に尽きるっ!!
(ネタバレになるので誰と明言出来ないのが残念;;)
ルート制限があるため真相ED(ED9)は元々1周目からは攻略出来ない仕様になっていますが、
なるべくならあのEDは一番最後に見て頂きたいですねー。
それほどに特別でとっておきな印象を受けますので! クリア後の余韻も格別v
時空跳躍モノってタイムパラドックスの問題とかあっていろいろ難しいと思うのですが、
その辺もうまく調整されてるな~と感じました。
あっ、ただ1つだけ、真相EDでは【外見も大人っぽく成長した】ヒロインが見たかったかも?(^_^)
(一部文字反転)
主人公は序盤プレイではドジだけど明るい、典型的な“頑張り屋ヒロイン”というだけの印象ですが、
いろんなルートを開いていくうちにどんどん新しい魅力が見えてくるコです。
弟子を取らない主義だったらしい稀代の魔術師・アルフレド先生が何故、
魔術の腕はからっきしな彼女を弟子として可愛がったのか…
何故他の男性キャラ達からもあれほど愛されるのか。
彼らが抱える背景と相まって、最後にはその愛され具合にも大いに納得させられました。
その辺もやっぱり真相EDを見て!と叫びたいです。とにかく私はED9大プッシュ!!(>∀<)b
サイトにて攻略ヒントが公開されているので、クリア出来ないという事もないはずです。

ゲーム紹介ページにはヤンデレ表記もありますが、病んでるのはほんの一部の人だけです。
まぁその人が非常に印象強烈なんですが…病みがメインの作品ではありません。
病んでる人もおまけのIFシナリオでは救われていて、
ハッピーエンド好きとしてはクリアして清々しく、かつ幸せな気分になれた1作でした♪
このような作品を記念の回に取り上げさせて頂けて、レビュアーとしてもとっても嬉しいですっ。


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