神まぼりと祟

管理人:船さま

 
内容:仄暗い和風ホラーADV
使用ツール:WOLF RPGエディター / 1周プレイ時間:約1~2時間弱 / ED数:肆(4)まで


【あらすじ&登場人物】
「まぼる」とは、食べること。または―…
 
夕暮れ時、父を迎えに来た主人公・緋千代あけちよはひとり佇んでいた見知らぬ少年に声をかけた。
それが障りの世界へ引き込まれるきっかけになるとも知らず。
(一部ふりーむ!様紹介ページより引用)

緋千代(あけちよ) :主人公。同姓「鏡守院」家が集まる、実り豊かな農村の娘。素直で情が深い。
蔵裂蝕祟(くらさきむしばみのたたり) :死と再生を司る祟神。かなり衰弱している。
豊食万代神(とよくいよろづよのかみ) :食物の神様。主人公の意識がない間だけ会える。
紅万(こうま) :ぶっきらぼうな赤髪の少年。人探しをしているらしいのだが…。



【感想】
★★★★★ :恐怖と美の融合度
★★★★★ :切ない度
★★★ :痛々しい度

1つ前に公開された同作者様の『絡繰りヘンクツの城』が未だコンプ出来ていないのですが、
とうとう新作が公開され(てしまい)ました。
今作もちょっと危なかったんです…最後のおまけ部屋の謎が解けなくてねぇ。
でもその分、解けた時の爽快感は格別なものでした! これだから船様のゲームはやめられない!!

和風ホラーが持つ、独特の仄暗く幻想的な世界が広がります。
キャラクターの衣装デザインが主人公含めどれも着物っぽいので、
同系統だった『狐憑き学園七不思議』より更に和の色合いが濃いですね。
明るいスチルはほとんどなく、むしろ残酷・暴力的なものが多いです。
なのに「美しい」という印象が最後に強く残るのは、やはり作者様の画力あってこそ。
背景や構図、陰影に至るまでどれを取っても素晴らしい事この上なしですっ。
残念な事にCGリストがないため、スチルを見返したい場合はスクリーンショットを保存しましょう。
(冒頭に操作説明が出ます)
緻密に動く自作キャラドット絵も必見ですよ! 特に主人公が祟神にもたれて眠る姿は秀逸。

ゲームは弱りゆく祟神のために依り代の鏡を探す探索ADVです。
しかし、その中で次第に見えてくる先祖らによるえげつない冒涜。そして「鏡守院」の名の秘密。
「仏は人を救うが、神は人へ祟る」と聞いた事がありますが、まさに「神様は怒らせると怖い」ですね。
よく考えると人間の方がもっともっと怖いのにね…祖霊信仰くそくらえ。
謎解き自体はそれほど難しくないものの、追いかけられ要素が苦手な私としては
鬼ごっこがとにかくキツかったです~(>_<) 何回殺されたかなぁ(遠い目)。
上記のED数表記↑は公式サイトのものに合わせました。おそらく意図的な書き方だと思うので。
周回が必要な特殊EDもあるのでご注意ください。
切ない結末が多い中、ベストEDには本当に心救われる思いでした!


 
↑こちらはゲーム公式サイトに直接リンクしています

狐憑き学園七不思議

管理人:船さま

 
内容:和風学園ホラーADV
使用ツール:LiveMaker / 1周クリア時間:約1.5~2.5時間 / ED数:4種類

※こちらは12推(12歳以上推奨)作品です。

※リメイク版が公開されました。旧版で「EDがちょっと切ない…」と感じていた方は是非再プレイを!
(EDのみならず、他にもいろいろパワーアップしていますよ…!)

【あらすじ&登場人物】
学校に伝わる七不思議。
校内にある「開かずの扉」には、昔、人の生き血を啜っていた化け狐が封印されている――

怪談好きの同級生から、半ば強引に夜の学校での七不思議検証へと駆り出された
主人公・神宮寺彩華。理由は彼女が「神社の娘だから」。
最初は軽い肝試しのつもりだったが、そこで彩華は数々の不気味な怪異を体験してしまう。

本当にこれらは封印された化け狐の仕業なのだろうか…?

神宮寺彩華 :主人公。「神社の娘」として色眼鏡で見られがちな事にやや反発している。
??? :職員室の突き当たりにある「開かずの扉」に封印されているとされる化け狐。



【感想】
★★☆☆ :糖度
★★★★ :切ない度
★★★☆☆ :ビクッ!度
(↑リメイク版に合わせて若干修正)

【下記レビューは旧版のものです。リメイク版とは若干そぐわない部分もあります】

夏にプレイするのはピッタリのホラーADV。
ものすごく怖い!!というほどではありませんが、1枚絵に効果的な動的演出が施されていて
「うぉぅッ!?Σ((゜д゜lll)))」とびっくりさせられるシーンが多々あります。
こういうのって「次のシーンで何か出そう…」と心構えしていてもビクッとしてしまうものですね~。
絵柄がとても可愛いのも良い意味で怖さを緩和してくれているのですが、
サブキャラ(人外)達の立ち絵が可愛いからこそ地味に怖くて。よーく見ると怖くて!
だって【腕切り落と】されて【石くくりつけられたまま水死】した人がその時の姿のままで登場して、
普通にニコニコ喋り始めるとかさ…!
これならいっそ血みどろ姿の方が清々しいですって!!(一部文字反転)

恋愛も絡んでくるので一応糖度評価↑も付けてみました^^
ただし、乙女ゲームとして期待すると若干物足りなく感じてしまうかも…。
こちらはあくまで「恋愛要素も含む一般向け作品」だと思います。
ゲームの目的は学校の様々な場所に居着いている幽霊達の“未練”を解消し、彼らを成仏させる事。
一見何の関係もなさそうな彼らは、過去のある事件を軸に繋がっています。
Aを成仏させるためにBに話を聞きに行ったり、Cを成仏させるためにDが持っていたアイテムを使ったり
…と、解決には正しい手順が必要。
単なる探索とはひと味違うし、1人成仏させるごとにだんだん彼らの事情が判っていくのが面白いのですー!
ベストED後に流れるエンドロールイラストは、物語がぎゅぎゅっと凝縮されているようで必見。
文章は非常に淡々としていて飾らない印象です。
ホラーなのに「プレイヤーを怖がらせよう」という無駄な気負いや気取りがないのがいいですねv

探索以外の選択肢は終盤に1箇所のみです。
そこからED分岐しますが、確か選択肢箇所でのセーブは出来なかったような…?
なので後半、適当なところで一度セーブしておいた方が良いかと。
また、最新バージョンではEDが1つ増えています(全3種)
(追記:'14/3/29公開のリメイク版ではさらにEDが増え、全4種になりました)
これは途中の探索画面から行けます…が、正直このEDが一番エグくて怖かったよぉぉ!!(TдT)


 
↑こちらはゲーム公式サイトに直接リンクしています

夢堕ちのインキュバス

管理人:船さま

 
使用ツール:LiveMaker / 1周クリア時間:約1.5~2.5時間
攻略人数:4人+α / ED数:6種類+α



【あらすじ&登場人物】
屋敷に1人で暮らす魔法使いのパールは、たくさんの目や口に追い立てられるという悪夢に
日々悩まされていた。
ある日、使い魔オニキスの「夢には夢の専門家を」という提案により、夢魔を召喚してみたのだが…。

ダイヤモンド :召喚で呼び出された夢魔の1人。立派な体格の青年で、感情表現豊か。
ルビー :召喚で呼び出された夢魔の1人。言動がやや意地悪で子供っぽい。
エメラルド :召喚で呼び出された夢魔の1人。他の夢魔に比べ、真面目で控えめ。
サファイア :屋敷の図書室に突然現れた夢魔。紳士的だが、笑顔がどこか嘘っぽい。
オニキス :主人公の使い魔。黒いウサギ?クマ?のようなぬいぐるみの姿をしている。



【感想】
★★★★☆ :糖度
★★☆☆☆ :コミカル度
★★★★ :シリアス度

前作のホラーADV『狐憑き学園七不思議』が非常に印象的だった作者様。
新作は乙女ゲーと聞いて、公開されるや否やそれっとばかりにDLさせて頂きました♪
攻略対象達はちょっと恐ろしげな角やら翼やら生やしているというのに、やっぱり何て可愛いの!!
立ち絵は表情のみならず、ポーズの差分も豊富にあってビックリです~!

選択肢は少なめ、基本はノベルに近い恋愛ADVです。甘さも十分!
ところどころタイピングなどの簡単なミニゲームがあり、これが程良いアクセントになっていました。
(時間制限はないし、答えを間違えてもやり直せるものばかりなので大丈夫)
ヒロインの悪夢の内容や理由はルートによって変わる訳ではないので、
キャラEDを1つクリアしてしまえば大体の真相は見えてしまいます。
が、それでプレイに飽きるかといえばそんな事は全然無く!
1周目では何が何だか判らなかった部分も、2周目以降は
「ああ、これはこういう事を言っていたんだな…」と違う目線から物語を楽しむ事が出来ますよ~。
でもまぁ、そういう展開なので好きなキャラは後回しにせず、さっさと落とした方が楽しめるかな?
私は外見と性格で迷わずエメラルドに突撃したのですが、某所のキャラトークにて作者様が
そういうプレイヤーの行動をズバリ言い当てておられて笑っちゃいました(^_^)ゞ ご慧眼!
EDロールではキャラごとに美しい1枚絵が見られます。
前作もそうでしたが、作者様の作品は本当に最後の最後まで魅せて下さいますねーv
(あの絵、出来ればCGリストの方にも置いてほしかったです~><)

簡単そうに見えてちょっと出しにくいEDもあるのでお気を付け下さい。
CGリストやEDリストに達成率が表示されるので、それを見ればコンプしたかどうかは一目瞭然のハズ。
公式サイトでもほのめかされている「裏」シナリオは是非。是非見て頂きたいですっ。
彼と彼女の物語を最後まで見届けてもらいたい…!
と同時に、
「それを見なければただただ幸せで甘い物語に浸っていられますよ…?」とも言いたい。
これって物語全体に流れる主テーマでもあるんですよね。
悲しいものから目を背けていれば心は穏やかなれど、その先の素晴らしいものも得る事は出来ない――。
そこまで考えてこの作品を作られているのだとしたら、本当に本当にスゴイ。
全て読ませて頂いた私は、あの結末に切なくて寂しくて何ともたまらない気持ちになりましたが、
でもやっぱり「読んで良かった、ありがとう」とも思うのです…。
(追記:最新ver.ではreadmeテキストに攻略ヒントが載っているそうです。
裏ルートにたどり着けないという方はそちらのチェックを!)



 
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