闇に暮る

管理人:東雲朔也さま

 
使用ツール:吉里吉里2/KAG3 / クリア時間:約1時間
攻略人数:1人+α / ED数:7種類



【あらすじ&登場人物】
ずっと憧れていた年上の幼馴染と晴れて恋人同士になってから初めての夏。
大崎柚菜(名前変更可)は彼と友人2名と共に夏旅行へと出発していた。
行き先は彼の親類が住むという小さな村落「加賀見村」。
楽しみなはずの旅なのに、村に近づくごとに彼女の気持ちは何故か重く沈んでいく。
――そこで待つ何かを感じ取るかのように。

空木 佳 :主人公の彼氏。感情をあまり表情に出さず、どこか浮世離れした雰囲気を持つ。
矢野 徹 :主人公と佳の幼馴染。佳と真逆で喜怒哀楽の激しいタイプ。深月に片想い中。
稲田深月 :高校で仲良くなった主人公の友人。見た目も言動も幼いところがある。



【感想】
★★★☆☆ :糖度
☆☆☆☆☆ :コミカル度
★★★★★ :シリアス度

山神と神子の伝承を軸にした、ダークで物悲しい雰囲気の伝奇風ノベル。
縦書き文章と暗めの背景画像が日本特有のドロドロした伝奇っぽさを醸し出しています。
立ち絵はありませんが、要所要所に透明感のある非常に美しいスチルが挿入されます。

前作『緋色の記憶』はかなりの大作で、そのストーリーの複雑さと私の亀プレイ速度とで
フルコンプに1年以上かかってしまいました(かかり過ぎ…;;)。
なので、こちらもどれだけ時間かかっちゃうんだろう?と少しビクビクしながらのプレイでしたが、
意外に短くまとまっていてホッとしたりして(苦笑)
でもやっぱり内容は難解で、ちゃんと物語を理解出来たと思えたのはフルコンプしてからでした…。
(単に私の理解力が低いだけかもですが(汗))
文章そのものは丁寧で美しく、かつ読みやすいです。
伝承に縛られた閉鎖的な村や村人の描写が巧くて、冒頭から怪しい匂いがプンプン。
加えて、何とも儚げでミステリアスな雰囲気の佳(彼氏)と某ルートで登場するある重要人物…。
考えの読めない(ついでに表情も読めない)人がこれだけ揃うと、それだけでもう恐ろしいですね!
個人的には「ある重要人物」の方についつい肩入れしてしまいました。
佳は佳で可哀相なのですが、あの人の今までの辛さ・寂しさを思うと…母性本能がっ><

「付録」内にて攻略ヒントが読めますので、EDコンプだけならそう難しくないと思います。
イベントのコンプも目指す場合は2日目の朝最初の行動に注意して下さい。
二択のうち一方のルートのイベントをまず集中的にこなしていくとリスト(行事一覧)が埋めやすいかも?
蛇足ですが、ヒントコーナーで出迎えてくれる某キャラの挨拶がリアル時刻によって微妙に変化します。
プレイされる時はぜひ時間帯を変えてヒントコーナーを覗いてみて下さい!

緋色の記憶

管理人:東雲朔也さま

 
使用ツール:吉里吉里2/KAG3 / クリア時間:約1~2.5時間
攻略人数:10人+α / ED数:39種類

※こちらは15禁(15歳以下禁止)作品です。


【あらすじ&登場人物】
―真に「魔」と呼ぶは、此方か其方か―。

主人公はとある私立高校に通う広河鴇葉[ときは](名前変更可)、2年生。
美しい容姿と浮世離れした天然な性格の持ち主だが本人に自覚はなく、
両親と1つ年下の弟と共に平凡な生活を送っていた。
ただ1つ―幼い頃から「自分を呼ぶ声」の夢を見続けている事を除いては。
夢の声は切なく、懐かしく、そして身がすくむほどに恐ろしくて―。
そんな中、彼女のクラスに季節外れの転校生がやって来た。

滝原 葵 :「魔」と戦う一族・滝原家の当主。責任感が強く、凛々しい女性。
滝原志郎 :主人公のクラスに転校してきた一見ぽやっとした青年。葵の従兄弟。
如月 宗 :滝原の親類・如月家の長男。甘い容姿とは裏腹に辛辣な面を持つ。
如月 耀 :如月家の次男で宗の双子の弟。長身で無愛想。葵に仕えている。
暁 :「魔」と呼ばれる者を統べる“陰の一族”の長。黒髪金瞳。
桧垣 :“陰の一族”で暁と最も親しい青年。口は悪いが面倒見は良い。



【感想】
★★★ :糖度
☆☆☆☆☆ :コミカル度
★★★★★ :シリアス度

重厚なシナリオ、周密な世界観、絡み合う人間模様。
とにかく圧巻の一言。フリーゲームとは思えないほどの質の高さで、心に残るセリフも多いです。

まず“人間”側である「滝原の章」から始め、特定のEDを迎える事により敵の“魔”側「陰の一族の章」を
プレイ出来るようになります。
登場人物の人間関係は非常に複雑。全キャラの真EDを見る事でようやく物語が1本につながり
全ての謎が解明されるため、内容をきちんと整理しながら読み進めていく必要があります。
プレイはぜひ長期戦で臨んでください。
EDはもちろん膨大なイベントについても「行事一覧」としてリストが表示され、
コンプ好きにはたまりません。
だってその総イベント数、しめて928!!←数えるな
フルコンプした時はえも言われぬ達成感でした…!
原画担当者様のご都合らしく、スチルは一部キャラ以外にはほとんどありません。
またEDスチルの絵柄が立ち絵と随分変わってしまっていたのも少し残念でした。
が、絵そのものは大変綺麗です。

私がプレイした中では珍しく悲恋傾向で、中にはハッピーEDのないキャラも。
また死者の出るシナリオが多く、多少の残酷描写・性的描写も含まれますので、
それらが苦手な方は十分ご注意ください。
重いというほどではありませんが、軽いとも言えないレベルではあるかと…。
ちなみにおまけ量も膨大なので、本当に長く遊べる1作だと思います。
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