可惜夜奇譚

管理人:すうさま new
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内容:ヤンデレ兄妹が織り成す官能的なダーク和風ADV
使用ツール:ティラノビルダー / 1周プレイ時間:約15分 / ED数:2種類
※こちらは15推(15歳以上推奨)作品です。


【あらすじ&登場人物】
両親亡き後、兄妹2人で寄り添って暮らしてきた色葉と雨音。
しかし、色葉は最近雨音との兄妹としては近すぎる距離を危惧していた。
これ以上は危険だ―そう己を律するも、妖しい色香を纏って自分を見つめてくる雨音に
色葉の自制心は限界に近づいていて…。

色葉(いろは) :雨音の兄。作家という職業柄、家に籠りがちで人間関係が希薄。
雨音(あまね) :色葉の妹。たった1人の身内である兄の世話をかいがいしく焼いている。



【感想】
★★★★ :糖度
☆☆☆☆☆ :コミカル度
★★★★★ :シリアス度

DL版とブラウザ版あり。
タイトルの「可惜夜」は「あたらよ」と読むようです(読めなかった…(=∀=;))。
「明けるのが惜しいほど素晴らしい夜」との意味どおり、
夜を中心に展開するシーンのそれぞれが何とも風流で、幻想的で、かつ官能的で。
うっとりとため息が漏れてしまいます。

近親要素あり(妹×兄)の和風恋愛ADVです。
最近は姉弟ものより兄妹ものにハマりつつある(笑)私にとって、
まさにどストライクに刺さる作品でございました! 和風というところが更に好み~。
主役2人のキャラデザがいかにも血の繋がった兄妹、といわんばかりに似通っていて、
宵闇を背に顔を寄せているスチルだけでもう背徳感がビシバシです。
加えて、雨音ちゃんの楚々とした外見と蠱惑的な表情のアンバランスさがたまりませんで!
アップのスチルではその繊細で美しい塗りの瞳に魅入られてしまいました…v 眼福。
また、文章も情緒的でしっとりとした趣があってですね、
静謐で冴えた空気の中で交わる情念と狂気の表現が艶めかしいことこの上ないのですよ。
直接の性的表現はありませんが、とにかく雰囲気が終始耽美でエロティックなのです。
これは性癖に刺さる人が多そうだ…!

EDは2つ。選択肢は複数ありますが、実質最後の選択肢が運命の分かれ道となるでしょう。
メリーバッドエンドでどちらにせよ救いがない…と思いきや、
考えようによってはどちらもハッピーエンドと受け取れるような気も。
TRUEエンドは割と予想できた結末だったのですが、BADエンドは…
「そう来たかー!」と意外な真実にゾクリとさせられました。
私はTRUE→BADの順で見たので、受けた衝撃がより大きかったように思います。

架谷野家の薔薇薔薇

管理人:ラシさま up

 
使用ツール:吉里吉里2 / 1周プレイ時間:約1.5~2時間
攻略人数:2人 / ED数:6種類+α
※こちらは15推(高校生以上推奨)作品です。


【あらすじ&登場人物】
架谷野家は郊外のそのまた外れに住む吸血鬼ハンターの一家。
長男の阿賀太を中心に、自分達の父親を殺した吸血鬼を探している。
そんな折、アメリカから吸血鬼・ジャルダン公とお付きの魔女らが日本へやって来た。
彼らはこの国のハロウィン騒ぎに乗じて若い女性から血を奪うつもりでいたのだが、
最初に声をかけた相手が何と架谷野家の長女である鞠愛[まりあ](名前変更可)で―?

ローズ・ド・ジャルダン :アメリカに住む吸血鬼公爵。地元で血が飲めなくなり、最近貧血気味。
ダークルル :日本出身のウェアウルフ(多分)。ジャルダン公宅にホームステイしている。
バニラ・ボニカ :ジャルダン公の取り巻き魔女。流行に敏感でスマホも操る。
架谷野阿賀太 :主人公の兄で架谷野家長男。狂気の吸血鬼ハンター。右目を失っている。
架谷野霧秋 :主人公の弟で架谷野家次男。高校を中退して吸血鬼ハンターの道を選んだ。
架谷野十里亜 :架谷野家のママ。外見は無邪気な天使だが、吸血鬼を憎む心は人一倍。



【感想】
★☆☆☆☆ :糖度
★★★★☆ :コミカル度
★★★★★ :シリアス度

2015年ハロウィンゲーです。
以前からずっと気になっていたサイト様だったのですが、
公開済作品がどれも長編かつシリーズものだったためなかなか着手に至りませんで…。
その点、今作は短編ということで取っ掛かりとしてプレイするには最適でした。
(個人的には「中編」と言ってもいいくらいのボリュームを感じましたがね)

公式サイトやふりーむ!様のDLページ等を見ると一目瞭然かと思いますが、
非常に個性的でインパクトのある作風です。
物語の前半はすさまじいまでのギャグの応酬! ひたすら笑いしかありませんっ。
が、しかし。ここから何故、あれほどまでに凄惨なEDへと行き着いてしまうのか…!?
プレイしていた自分がビックリでしたよ…。
正直、1~2ED見ただけでは意味がよく判らずぽかーん(゜д゜)とするばかりでしたが、
キャラクター達がやたら意味深なセリフを吐くのでどうしても真相が知りたくなりまして。
最後は攻略ページのお世話になりつつ、一気プレイしてしまいましたー。
隠されていた架谷野家の真実には…唖然呆然。
キャラ絵が繊細で美しいからこそ、そして前半であれだけギャグをかっ飛ばしていたからこそ、
その猟奇性が際立っています。各キャラの印象も一変するでしょう。
真相EDまで見た後は是非冒頭シーンを読み返してみてください。
 
戦 慄 が 走 り ま す よ ‥‥‥ !!!!!
 
何気ないあの一文、あれはこういう意味だったのか…!と。

流血描写や怖い・痛いといった表現が苦手な方にはお勧め出来かねます。
痛々しいスチルが表示されたまま延々会話が続くシーンなどもあるので、苦手な方は十分ご注意を。
恋愛的な糖度は低め。でも、(歪んだ)家族愛は溢れんばかり!でした。



■'19年ハロウィンゲーとして続編『架谷野家の薔薇薔薇2』が公開されました。ローズEDの後日談となります。
 現在サイトからDLページへのリンクが繋がっていないため、DLはこちらからどうぞ。up

IF ヘンゼルとグレーテル

管理人:からーひよこさま&まめずきさま
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使用ツール:ティラノスクリプト / 1周プレイ時間:約40分~1時間
攻略人数:2人 / ED数:6種類
※こちらは15推(15歳以上推奨)作品です。


【あらすじ&登場人物】
家が貧しく、親に森へ捨てられてしまった幼い兄妹のヘンゼルとグレーテル(名前変更可)。
さまよい歩くうちに見つけた“おかしの家”に住んでいたのは、自称・魔法使いの美しい青年だった。

10年後。兄妹は町で慎ましい生活を送っており、妹は16歳の誕生日を迎える。
そこへずっと音信不通だったあの森の魔法使い・アッシュから突然の便りが届く。
懐かしい命の恩人との再会に心躍らせる妹だったが、兄は何故か気乗りがしないようで…。

ヘンゼル :主人公の実兄。冷静で頭が良く、幼少時からずっと主人公を守ってくれた頼れる存在。
アッシュ :森の奥深く、おかしの家に独りで住んでいる魔法使い。人間にトラウマがある。



【感想】
★★★ :糖度
★★☆☆☆ :コミカル度
★★★★☆ :シリアス度

童話『ヘンゼルとグレーテル』をモチーフにした恋愛ADVです。
おかしの家に住んでいたのがお婆さんではなくイケメンだったら―?
なんて、乙女ゲーマーとしては考えただけでワクワクしてしまいますね!^^
お目目クリクリ主人公が可愛いv

兄妹が口減らしのため森に置き去りにされてしまうくだりは原作通りですが、
その後はおかしの家のイケメン・アッシュとしばらく楽しい共同生活を送ります。
決して食べられたりはしないのでご安心ください(笑)
ある程度成長してからは兄妹で自立し、町の人々にも助けられながら穏やかに生活…という設定で、
主人公らにあまり不幸の影はなく。基本的には甘々愛されストーリーですね。
ただ、どのルートを通っても男性陣は2人とも主人公に惚れているため三角関係勃発は必至。
男性側が想いを告げるか否かで作品の平和度がガラリと変わります。
特にヘンゼルルートは、一旦ハッピーEDへ向かっているように思えても
それまでの行動によっては…な展開があるので要注意ですよ!
あの展開は近親ものならではだと思うんですよねぇ。うん、萌える(コラッ)
迎えて嬉しかったのはやはり各ハッピーEDなのですが、インパクトが強いのは断然バッドEDでした。
上記サンプル画像↑が作品の世界観をよく表していると思います。

両親との生活~おかしの家を見つけるまでが結構長めに描かれているのですが、
ここは原作とほぼ同じなのでもう少し簡潔でも良かったかな?という気もしました。
むしろ重要な改変であるアッシュとの生活をもっとじっくり見てみたかったような…。
(ちゃんと回想で語られてはいるんですけどね)
私がプレイしたバージョン(ver.1.0?)では回想機能等に少々不具合が残っていたものの、
ゲームを再起動することでほぼ解決しました。コンプに問題はありません。
(一部回想は見られないままでしたが、そこは本編のセーブデータを利用しましょう)

ナイト・メアリー

管理人:塩路ハルさま

 
使用ツール:ティラノビルダーPRO / 1周プレイ時間:約40分~1時間
攻略人数:5人 / ED数:10種類


【あらすじ&登場人物】
花屋を営みながら、義弟と2人静かに暮らしていた主人公。
そんな彼らの平穏は、義弟がかけられたある“呪い”によって一変する。

―7日に一度、誰かを殺さないと弟が死んでしまう

どんな手を使っても、あの子だけは必ず私が守ってみせる。
悲壮な決意とナイフを胸に、今夜も彼女はその手を血に濡らすのだ。

アルト :主人公の血の繋がらない弟。不幸な生い立ちだが、姉に対しては従順で心から慕っている。
マキ :主人公の犯行現場を目撃した人物。何故か殺人者である彼女を崇拝する態度を見せる。
ルチアーノ :黒い瞳と髪を持つ異国の青年。無邪気な反面、謎めいていて考えが読めない。
カラ :主人公の店の向かいでベーカリーを営む無愛想な青年。主人公とは顔見知り程度の仲。
ジュート :隣町を牛耳るマフィアの幹部。冷酷で容赦がない。カラと面識があるらしい。



【感想】
★★★★ :糖度
☆☆☆☆☆ :コミカル度
★★★★★ :シリアス度

作者様のサイト(改装後)からはゲームDLページ(ふりーむ!様)直通になっていたため、
公式サイトへのリンクも貼っておきますね。→こちら

攻略対象多めのものがやりたいなーと思ってプレイし始めたのがこのゲームでした。
同作者様の作品としては先に気になってDLしていたものがあるのですが、
案の定タイミングを逃して未だプレイに至らずで…はい、いつもの事です(泣)
本作は主人公の設定がとにかく重く、また登場人物1人1人にもいろんな裏や過去があります。
それらをぐっと掘り下げればおそらく大長編にもなったであろう世界観でしたが、
かなりコンパクトにまとめられていて私にはとても有難いジャストサイズでした!
それ故の物足りなさと言うか、ツッコミどころがない訳ではありません。
が、あくまで恋愛主体で、しかも複数のキャラシナリオを手軽に楽しみたいという方にとっては
ちょうど良いバランスではないでしょうか。
そもそも、この内容にして何と驚きの全年齢対象! 暴力描写はかなり控えめな部類かと。

攻略男性陣は非常に多彩、かつ魅力的です。
しかも初見の印象どおりのキャラがあまりおらず、変態チック(失礼)に思えた人が案外まともで、
まともだと思っていた人が自ルートでも他ルートでも病みをチラ見せしていたりして。
先の読めない感じが面白かったですー!
EDはそれぞれタイトルに「HappyED」「TrueED」と付けられているのですが、
「それをHappy(True)と言いますか…」と何とも複雑な思いにかられてしまいました。
どれも甘さと苦さ、そして切なさがない交ぜになった結末で、深い余韻が残ります。

システム的には序盤のいくつかの選択肢ですぐ個別ルートへと分岐、
ルート突入後はHappyEDとTrueEDに分かれる選択肢が1つあるのみです。
物語にじっくり集中出来るのが嬉しいですね。
セーブ数が少なくギャラリーページもないため、スチルを見返せないのが少々残念。
華と艶のある絵柄だけに、これはもったいないと思うのですが…っ!><
素敵なパートボイスとムービーも付いています。普通にアニメのOPみたいでビックリしますよ!

純正優男-ジュンセイヤサオトコ-

管理人:華里さま

 
使用ツール:吉里吉里2/KAG3 / 1周プレイ時間:約15分
攻略人数:2~3人 / ED数:2~6種類


【あらすじ&登場人物】
強く正しく美しい最強ヒロインを目指す熱血女子高生・最上織音(名前変更可)。
最近は恋愛にも興味を持ち始め、乙女ゲームの中の優しい男の子に心ときめかせる毎日だ。
しかし悲しいかな、世間の主流はヤンデレだったり腹黒だったり。
純正の優しい男の子はいないの!?―と、現実に目を向けてみると…。

鯉川皐月 :完全無欠の生徒会長。常に紳士的だが、他人と距離を置いている節がある。
優木涼介 :隣の家に住む幼馴染。誰にでも親切でのんびりした性格。やや天然。
織人 :主人公の1つ下の実弟。小柄でおとなしめ。最近、態度がおかしいような…?



【感想】
★★★ :糖度
★★★★ :コミカル度
☆☆☆☆ :シリアス度

攻略対象が全員(良い意味で)優男!?
この発想はっ…、確かにありそうで無かったかもしれませんね!!
「そんな事言って、実は全員裏の顔があるってオチでしょー?」などと疑った時期が私にもありました…。
(すみません)
確かに、皆 裏の顔?とまでは言わずとも決して優しいだけのキャラではありません。
が、その優しさは最後まで一貫していて揺るぎないものでした。
普段はツンデレや無愛想気質を愛する私ですが、穏やか男性もやはりいいものですね…。

男性陣がまったり穏やかな分、本作は主人公がアグレッシブです!
立ち絵の表情やポーズ差分が多く、いちいちオーバーアクションなのが実にかわい楽しい~♪
鍛えまくっていただけのゴリラ容姿から美少女へと奇跡の変貌を遂げたという設定なのですが、
過去を変に隠す事もなく素直でまっすぐな性格をしていて、とても好感度の高い女の子でした。
ビフォーとアフターでちゃんと姿に面影が残っているのもまた良いわぁv
この作品には「NG機能」なるものが実装されており、「ヒロイン攻め」項目をNGにすると
ヒロインが押せ押せ展開になるシーンや演出がカットされます。
個人的にはその展開にこそ彼女の魅力が満載されていると思うので、苦手でない方は是非とも
ヒロイン攻め(と攻められてモジモジしちゃう男性)を堪能して頂きたいですね。
ミニキャラによるED絵もめちゃくちゃ可愛かったですーv

NG機能としては他に「ヤンデレNG」「近親愛NG」があります。
ヤンデレ攻略対象はいませんが、冒頭に登場する乙女ゲーキャラ(※主人公プレイ中)がヤンデレ君です。
ヤンデレNGにすると彼の性格と台詞が変わるので、むしろこちらはNGを試して頂きたい!(^^)
近親愛NGにすると実弟の織人が攻略不可となります。
ただ、ギャグとして笑えるレベルの近親愛なので過剰に警戒する必要はない…かな?
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ユキ


Author:ユキ
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