それは間違いだった

管理人:じゅんさま up

 
使用ツール:LiveMaker / 1周プレイ時間:約4~5時間
攻略人数:3人+α / ED数:5種類+α
※こちらは15禁(中学生以下禁止)作品です。


【あらすじ&登場人物】
何事にも無気力で、今も仕事を辞めてきてしまったばかりの主人公・土屋透子(名前変更可)。
そんな彼女の目の前に突如、陰陽師を名乗る怪しい男が現れた。
更にその男・上條蒼悟は何故か彼女を自分の補佐官にしたいと言い出し、猛アプローチ。
嘘くさいと疑いつつも、あまりの熱心ぶりと好待遇に主人公の心は揺らぐ。

どうせ元々くだらない人生、ならばこの奇妙な彼に託してみたっていいじゃないか。
たとえ、それが間違いだったとしても。

上條蒼悟(かみじょう そうご) :才色兼備のエリート陰陽師。真面目そうだが女性経験は豊富らしい。
南雲緋鉈(なぐも ひなた) :蒼悟の地元のお役人。男らしい外見に似合わず、乙女趣味で奥手。
翠香(すいか) :謎の超絶美青年。人付き合い、特に女性は苦手。蒼悟と親しいようだが…?



【感想】
★★★★☆ :糖度
★★★★★ :コミカル度
★☆☆☆☆ :シリアス度

【派生作品プレイによる追記あり】

舞台は架空の現代ですが、全体のデザインや人物衣装などがとっても和風なのですv
ヒロインは既に20代半ばとのことで、乙女ゲーにしてはかなり大人設定。
しかも冒頭からかなりの駄目人間っぷり&喪女っぷりを披露してくれてまして、
健気に頑張る純情可憐ヒロインがお好きな方には敬遠されるかもしれません(^_^;)ゞ
(だけど「金欲しい、でも働きたくない」ってのには同意するわ~。にんげんだもの)
そんなヒロインなのに、男性陣は彼女にメロメロになって逆ハー状態になってしまいます。
これも納得いかない方には受け容れにくいかなぁという要素なんですが…
私にとっては本作ヒロインって某女芸人さんのイメージで、磨けばそれなりに光るのに
女っぽく振舞うのが恥ずかしくて逆に慎みのない行動を取っちゃう、って感じなんですよね。
男性側もヘンタi変わった感性の持ち主ばかりで一般的な女の好みしてなさそうだし(笑)、
そう考えるとこんな逆ハー展開もアリかも!と思えてしまいました。
下ネタもばんばん飛び出すので耐性のない方はご注意を。
そういう軽妙さが楽しめる方には本当に面白い作品だと思います!

上記プレイ時間でも判るとおり、本編はなかなかの長編。
お話が一区切りつくごとにアイキャッチが入り、全5話の構成となっています。
ただし共通ルートが多いので、まず1人をクリアしてその後はスキップ機能を駆使すれば
ストレスなくコンプリートまでたどり着けると思いますよ。
八方美人にさえならなければ恋愛EDは楽勝。
…と思いきや、途中の選択肢をうまく答えて好感度を上げておかないと後日談が開きませんっ><
(上記ED数の「+α」はこの後日談分)
ワタクシ的には翠香がちょっと難しかったです~。だって、
真正のMと信じて「殴る」ばかり選んでしまったからね!(苦笑) 皆さんは優しくしてあげてね…
あと、会話中の選択肢の他に自由行動が出来るMAP式選択肢があります。
1回につき6ヶ所まで行けるので、同じ場所へ3回ずつ行くことをオススメしておきます。

そしてそして大切なこと! こちらの作品のBGM…何と作者様の自作なのだそうです!!
やはり自作の音というのは一味違いますねー。作品の世界観にそりゃもうピッタリでした♪
おまけの音楽鑑賞部屋では各曲についての作者様のコメントも読めます。
攻略対象3人のみならず個性的なサブキャラ達とも仲良くなれるし、隠しルートもあるし、
コンプリートご褒美絵は異様にエロい(!)しで、見所はたくさん。
小話が追加されるパッチも公開されているので、是非そちらも合わせてプレイしてみてください^^



ここからは派生作品『WB』(15禁)の感想です。
記事が長くなり過ぎるので以下折りたたみます。





『WB』は本編の冒頭部分(バイト退職~帰宅)を元にしたエイプリルフール?短編です。
(単に4/1が公開日というだけかもですが、作中で嘘をつく選択肢もあったりするので)
何かと言い寄って来るバイト先の店長や謎の眼鏡の男を振り切って早くお家に帰りましょう。
攻略対象は言うまでもなく、上記バナー↑のお二方です。

最初にプレイ出来るstage1ではバイト先の店長との攻防。
それを無事クリア(退職ED後?)すると、帰宅途中で眼鏡の男に捕まるstage2がオープンに。
選択肢がかなり小刻みに出てくるので、短いお話ながらなかなかEDにたどり着けません(^_^)
何言ってもめげずにしつこく迫って来る男性陣とのやり取りがウザ楽しいです!
いえ、ヒロインの身にしてみれば鬱陶しいことこの上ないんでしょうけどね~(苦笑)
EDは大まかに分けて7種類ですが、ノーマル的EDは台詞やスチルの差分別に
さらに細かく4~17種類に分かれます。何と総計41ED!!
こんなに数があるにもかかわらず、非常に丁寧に作られている差分に感激。
この辺、作者様の作品への愛情をひしひしと感じますねーv
公式サイトには「ネタバレを気にしなければ本編未プレイでも~」と書かれていますが、
私としてはやはり本編コンプ後(出来れば番外編『clear』も)にプレイすることを
推奨致します。




■翠香っぽい男の子を育成するミニゲーム『竹から出てきた男の子を育てたら一月で成人した』が公開されました! up
 その他の派生作品も多数公開中です。


追憶の彼方~過去と未来の約束~

管理人:藍原彼方さま up

 
使用ツール:LiveMaker / 1周プレイ時間:約2.5~3時間
攻略人数:3人+α / ED数:6種類

※前作のリメイク版完成に伴い、こちらも再公開されました! up

【あらすじ&登場人物】
憧れの先輩とお付き合いをしてみたり、友人たちとのおしゃべりに花を咲かせたり
主人公・綾瀬菜摘(名前変更可)はそんなごく普通の高校生活を送っていた。
ほんの少し前、天使(?)から一時的に「人の心を読む力」を与えられたことを除いては。

その不思議な経験によって微妙に変わった周囲の人間関係。
そんな中、ある朝彼女のクラスに転校生がやって来るという噂が広まって…?

御影 聖 :成績優秀・スポーツ万能な1つ年上の先輩。主人公の憧れの人。
九条天音 :幼馴染。今でこそ口の悪いひねくれ者だが、昔は気が弱く泣き虫だった。
佐上悠吾 :別クラスの同級生。異性より同性とつるむ方を好むタイプ。
辻宮 将 :主人公のクラスにやって来た無愛想な転校生。どこかで見覚えが…?
シャム :以前主人公に「人の心を読む力」をくれた天使(?)。自由気ままな性格。



【感想】
★★★★ :糖度
★★☆☆☆ :コミカル度
★★★★ :シリアス度

こちらは『追憶の彼方』の続編となります。
前作を知らないとやや「?」となってしまう部分もあるため、
未プレイの方はまず前作からプレイされることをお勧め致します。

上↑でご紹介しているメイン男性キャラのうち、新登場は将のみ。
聖先輩と天音は前作EDにて恋人に、悠吾はこれから恋愛に発展?というところまで進んでいます。
今回、私が楽しみにしていたのはやはり天音と悠吾でして~v(先輩ゴメン;;)
特に天音はゲーム公開前、制作サイト様にとっても不幸そうなTOP絵が飾られたりしていたので
心配だったんですよね。
彼はずっとヒロインを想いながらも、両想いになることはどこかで諦めていたようなキャラ。
今回もネガティブ思考のループにハマってどんどんドツボな方向へ進んでしまいます。
「待って待って!貴方はもっと自信を持っていいのよぅ~(;´д`)ノ」と言ってあげたかった!!
天音ルートは全編通してかなりもどかしい思いをさせられますが、その分EDが幸せ全開で嬉しいっv
プレイ前はまだ恋愛未成立の悠吾ルートの方が面白そうかな~なんて思っていたのに、
あのタガが外れたようないちゃラブっぷりはもう完全に予想を上回ってくれましたよ!////
悠吾は実際にもいそうな等身大の男の子の葛藤を見せてくれて(でも天音好きにはちょっと切ない…)、
先輩は恋人としてはピカ一の安定度でした。
お相手によってヒロインが受身だったり押せ押せだったり、立ち位置が違うのも楽しかったですね。
隠しルートも素敵な余韻の残る良シナリオだったのですが、そこはプレイしてからのお楽しみという事で^^
EXTRAではギャラリーやおまけ小話のみならず、イベント回想も出来るのがイイです♪
いつでも美しい絵や甘いシーンが見放題!!ヽ(´▽`)ノ

1つだけ気になったのは、ヒロインの顔グラでやたら“泣き(涙目)の表情”が多かったこと。
涙って面積的には大したことないはずなんですが、一度気になるとやたら目に付いちゃいまして…。
「すぐ泣く子」のように見えて本当に涙するシーンの印象が薄れてしまうので、
涙目の顔グラはここぞという時にのみ使った方が良かったんじゃないかなぁ~と思ったのでした。



■将視点で描かれたスピンオフ作品『追憶の彼方~勿忘草の約束』(12推)及び
 悠吾ED後日談『call my name』(ブラウザゲー)は公開終了されました。


ストロベル・パティ~小さな町のパティシエール~

管理人:ArioGardenさま up
←公式バナーが無いので素材をお借りして代用
 
使用ツール:WOLF RPGエディター / 1周プレイ時間:約5~7時間
攻略人数:5人 / ED数:7種類+α

※要素が追加された『ストロベル・パティ~Sweet Edition~』(以下SE版)が公開されました!
 旧版も継続配布されるので本記事はこのままですが、SE版特設サイトへはこちらからどうぞ。
up
(現在サークル公式サイトからはSE版サイトへ直接繋がっていません ※ブログ経由なら移動可)

【あらすじ&登場人物】
小さな町「フレーズ」の町興しにやって来た、新米パティシエール。
甘くて可愛いスイーツで、町興しは出来るのか!?
苺の妖精や個性的な町人達に囲まれながら、パティスリーを経営しよう!

気になる彼との、恋の行方は…!? (制作者サイト様より引用)

マレイン :町長の一人息子。主人公より少し年下だが、しっかり者で頑張り屋。
セージ :レストランの見習いシェフ。気さくで頼れるお兄さん。都会から来たらしい。
オレガノ :牧場一家の長男。口は悪いが根は優しい。女の子はやや苦手…?
ロザ :町の病院に勤めるお医者さん。いつものんびりマイペースで、やる気なさげ。
ソレル :都会でモデルをやっていたが、フレーズに戻って来た。かなりのひねくれ者。



【感想】
★★★★ :糖度
★★★★ :コミカル度
☆☆☆☆ :シリアス度

恋愛要素ありの経営SLGです。いやぁ、夢中になってプレイさせて頂きましたよ!
SLG、特に初めましてのサイト様のゲームはコンプ出来るかどうかがとても不安なのですが、
他の方のレビューにあった「難易度は高すぎず低すぎず」のお言葉を信じ、
コンプの見通しが立たない内から応援バナーを貼ってしまっておりました~(^_^)ゞ
それだけ「何としてもコンプしてご紹介したい!」と思える作品だったんですよね。
やっぱりSLG好きだわぁ。クリアが大変だけど!

雰囲気としては、商業ゲーの「アトリエシリーズ」や「牧場物語シリーズ」に近い感じです。
細部までとても丁寧に作り込まれていて、何もかもがもうとにかく可愛い!!(≧∀≦)
スイーツの絵なんて本当にどれも可愛くて美味しそうで…
うっかり現実のケーキ屋に走りそうになりました。
嫌なキャラは1人も出てこないし、終始ほのぼのした気持ちでプレイ出来ます。
ちゃんとストーリー性もあり、称号「ストロベル」を獲得した際のラストには特にほっこりv
町長さん、何て素敵な人なの…!
プレイ期間は1年間。と言っても、春・夏・秋・冬の月が各30日で、合計120日間です。
スイーツの材料を採取したり(バトル要素は無)、町の人々と交流したり、
もちろんパティスリーも経営したりして、町興しを成功させる(=評判と信頼を得る)のが
目的です。
お店の準備金として町から20万Gを借金しているので、それも返済しなくてはなりません。
季節イベントや町人達の誕生日が適度な間隔で発生し、考えながらプレイしないと
意外と日数が足りなくなりますよ。
(借金完済しなくても、ストロベルの称号を獲れなくても、町興し成功EDは迎えられますが)
難しいというほどではないけど決して簡単ではない、確かに丁度いい感じの難易度だと思います。

糖度的にも、私個人は非常に満足でした!
1年かけてゆっくりお互いの気持ちが近付いていくのを感じられるのがいいですね~v
鈍感ゆえ無自覚に小悪魔化しているヒロインにやきもきさせられる男性陣が可愛いったらないvv
出来れば一途プレイ推奨ですが、一応二股・三股がけも可能(そういうEDもあります)。
季節イベントは全部同じキャラで起こしたいけど周回プレイは大変!という方は
夏の蛍狩りイベント前まで股がけし、そこから分岐させるのがいいでしょう。



ここからはプレイする際のちょっとした注意点を…。
少し長いので折りたたみます。別に気にならないわっという方は無視してくださいね~。


【下記は旧版のものです。SE版では仕様変更されている場合があります】

◆名前変更機能があるのに名前で呼んでもらえない
 最初に主人公の名前を決められるのですが、作中ではほとんど「パティさん」と呼ばれます。
 デフォルト名がないため、私は深く考えず「パティシエールだから“パティ”でいっか」と
 偶然呼び名と同じ名前を付けてしまいまして。
 そのせいで、その後の会話が一部おかしなことになってしまいました~orz
 なので、少なくとも「パティ」という名は避けた方が良いです。
 このような作品ならむしろ名前変更なしにするか、少なくともデフォ名が欲しかったですね。

◆早い時期にお店(パティスリー)を開くと損をする!?
 スイーツのレシピには特定時期にならないと手に入らないものがあります。
 レシピが揃わない内にお店を開いても、客の注文に応えられず
 却って評判を下げてしまうことも…。
 お店を開くのは秋以降がオススメです。いっそ冬からでもOK。
 (…って、経営SLGの遊び方としてはどうかとも思いますが!(汗))
 春~夏は町人からの依頼をこなしてコツコツ小銭を稼ぎましょう。
 有難いことにこのゲームには「賞味期限」という概念がないので、
 作ったスイーツはずっとストックしておくことが可能です。

◆八方美人プレイにご注意
 前述のとおり、このゲームには股がけEDが存在します(二股・三股まで確認済)。
 複数キャラの恋愛イベントを最後まで見てしまうと、町興し失敗EDでない限り
 強制的に股がけEDとなってしまいます。
 個別EDを狙う場合は、イベント発生前のデータを上書きしてしまわないようご注意を。
 EDリスト・CGリストがなく、ついイベントごとにデータを残しておきたくなるのですが
 セーブ数はかなり少なめです。ある程度は妥協せざるを得ません。
 (追記:ver.1.20からセーブ数が追加されました)
 
今後バージョンUPで改善されそうですが、とりあえず現段階で気になった点を挙げてみました。
CGリストは是非つけて頂きたいところですねー。
スチルがどれも素晴らしかったので後からじっくり鑑賞したいです!




 
↑こちらはゲーム特設サイト(旧版)に直接リンクしています。SE版サイトは→こちら

Aくんと祭のむこう あやなす

管理人:シキミヤさま

 
内容:ブロマンス系和風学園ホラーファンタジーノベル
使用ツール:ティラノスクリプト(LiveMakerから変更) / プレイ時間:約7時間 /
ED数:1種類

※『Aくんと祭のむこう』(以下無印版)からのリメイクです。
 それに伴いタイトルに「あやなす」が追加されたので、当記事も修正。

【あらすじ&登場人物】
1週間後に控えた文化祭。張り切ってその準備に勤しむ生徒達。
しかしこの学校には、いつもこの時期に思い出すように語られる奇妙な伝説があった。
それは―「逢魔ヶ時の伝説」。
何故か文化祭の準備期間のみ入れるという、怪異が潜む異空間。

文化祭準備1日目、あらたはふとした事からその異空間に迷い込んでしまう。
そこで「ある面影」を見つけた彼は、それから毎夕逢魔ヶ時の世界へ足を運ぶことに…。
その中で出会う不思議な人々。不思議な出来事。
彼らと過ごすうち、次第に新は自分が昔失ってしまった大切な“何か”を思い出していく―。

逢坂 新 :2年生。小柄で大人しい印象の少年。この春転校してきたばかり。
秦野千隼 :2年生。明るく優しく、天真爛漫な少年。子供の頃は病弱だった。
立花 遼 :1年生。少々ガラが悪く、他人とつるむ事を嫌う一匹狼。
吉田康平 :3年生。大のホラー好きだが超怖がり。好きな事にはのめり込むタイプ。
遠藤 仁 :2年生。新の友人。他人をからかうのが趣味で、いつも飄々としている。
先輩 :逢魔ヶ時の世界で出会う謎の少年。彼の事は誰も知らない。



【感想】
★★★☆☆ :ゾクリ度
☆☆☆ :ほのぼの度
★★★★★ :しんみり度

【リメイク版プレイによる修正あり】

「プレイ時間・約7時間」との概要に一瞬クラリとなりましたが、
読了後の今は「プレイして良かった…!!」と心の底から思います。
時間を忘れてつい読みふけってしまいました。
それでも何晩もかけないと読み切れない自分がもどかしい!><
物語は全6章から成る連作ものなので、私みたいな遅読人間でも非常に読みやすかったです。
各話のプレイ時間は約1~1.5時間前後。

まず最初に謝っておかなければならないのですが…私、“ブロマンス”ってBLと同じ意味だと
思っておりました。全然違うんですね! 知識不足ですみません!!(恥)
登場人物がほとんど男性というだけで、そういう要素は一切ありません。
章ごとに主役は変わります。が、全体を通しての主人公(核)は「新」です。
ジャンル的には確かにホラーであるものの、ファンタジー色が強いためかあまり怖くはありません。
「怪奇」より「不思議」や「奇妙」という言葉が似合うし、「暗闇」より「夕闇」が似合う感じ。
そういう意味では、タイトル画面のイラストは作品のイメージそのものズバリで素晴らしいですね!
(リメイクでタイトル画像は変更されていますが、変更後のものも雰囲気バッチリですよ)
笑いどころも結構あって、【ひよこの大群】や【走る人体模型】は何とも言えない
シュールさがありました(^_^)(一部文字反転)
各話バラバラな事象を扱っているように見えてちゃんと最初から最後まで1本の線で繋がっており、
またこれだけの長さなのに無駄な寄り道展開もないところに確かな構成力と文章力を感じます。
特に、「五章」から「六章」にかけてそれまでのいろんな謎が一気に紐解けていく様は圧巻。
終盤は出来れば間を空けずに一気に読んで頂きたいですねー。
EDは私が望んだ結末とは少々違ったけれど、何とも言えない切なさがこみ上げてきてすごく良い。
静かで物哀しげなメインBGMや鈴の音のSEも雰囲気に合っていて心に残ります。
(鈴のSEなくなってた~残念っ(>_<))



ここからリメイク部分についての修正記事です。
無印版はほぼ文章のみのサウンドノベルでしたが、あやなすでは美麗な立ち絵やスチルが
つきました!
立ち絵のある会話シーンなどではADVのように文章が画面下数行のみに表示されます。
普通のADVと比べると表示される文字数が結構多いな、という印象を受けましたが、
立ち絵がついても形式はあくまでノベルなのだから当然と言えば当然ですかね。
現在はトゥルーED(無印版と同ED)のみ実装されていますが、今後キャラ個別EDも
別途公開されるとのことで。楽しみ!
そちらが全て出揃ったらまた改めて感想を書かせて頂きたいです。



■スピンオフとしてホラーノベル『トンネループ』も公開されていました(現在は公開終了)。


追憶の彼方

管理人:藍原彼方さま

 
使用ツール:ティラノスクリプト(LiveMakerから変更) / 1周プレイ時間:約2~2.5時間
攻略人数:4人(内1名女性) / ED数:5種類

※リメイク完成、再公開されました!主にグラフィック面変更、ブラウザプレイも可能に。

【あらすじ&登場人物】
主人公・綾瀬菜摘(名前変更可)は高校1年生。
憧れの先輩に告白したところOKの返事をもらい、まさに今幸せ真っ只中だ。
しかし、何か悩んでいるらしき先輩が自分に何も相談してくれないことに少し寂しさも感じていた。

「人の心の中が見られたらいいのに」
ふとそんなことを呟いた主人公に、突然空から奇妙な声が降ってくる。

「その願い叶えてあげようか?」 (一部制作者サイト様より引用)

シャム :菜摘に人の心を読む力を与える謎の青年(?)。人間観察が趣味らしいが…。
御影 聖 :成績優秀・スポーツ万能な1つ年上の先輩。最近、主人公の彼氏になった。
九条天音 :主人公の幼馴染。やや女顔な外見。ひねくれ者で口は悪いが、主人公には甘い。
片桐未央 :主人公の友人。小柄で賑やかな性格。猫目・フワフワ髪が特徴。
芹沢夏鈴 :主人公の友人。黒髪ストレートのスラリとした美人。性格も大人っぽい。
佐上悠吾 :同級生だが主人公とは別クラス。目つきが悪く無愛想で、女子からは敬遠され気味。



【感想】
★★★ :糖度
★★☆☆☆ :コミカル度
★★★ :シリアス度

「落とす」「落とされる」が主目的のゲームではないため、上記の“攻略人数”という表現は
適切ではないかもしれません。とりあえず個別ルートのある人数、ということで。

ヒロインが彼氏の悩みを探ろうとつい心の中を読んでしまったところ、
彼の自分に対する意外な本音が聞こえてしまい…。
そんな彼に対しどんな感情や態度を取るかによって物語が分岐します。
分岐した後のルートはほぼ一本道です。
「他人の心を読む」という力に対するヒロインの葛藤に恋愛・友情が上手く絡んでいて、
各ルートかなり読み応えがありました。
とは言え、文章は会話中心で堅苦しさもないのでスムーズに読み進めていけます。
例えるなら、オムニバスの少女マンガかノベルを読むような感覚でしょうか?
作者様は作品傾向を「糖度ほとんど無し」としておられますが、とんでもないですよ!
むしろ大変きゅんきゅんさせて頂きましたー!! そんなところも少女マンガ風♪
ストーリーに大きな意外性はないものの「多分こうなるだろうな。いや、こうなってくれ!」と
思わせる展開が多く、早くそのラストに辿り着きたくてうずうずしてしまいます。
特に天音ルートはヒロインの鈍感っぷりにイライラさせられ…
(だって天音が報われなさ過ぎて~(>_<))、
「折角人の心読めるんだから、彼の心の中読んでやってよぉぉ!」と叫びたくなりました。
あ、ヒロインは(序盤はともかく)力に対しては基本、否定的なんですよ。
力を悪用しようとしない素直な性格は好感度大ですねー。

悠吾もかなり好きでしたが、やはり一番は天音です~。一途キャラっていいよなぁ…うん。
ちなみに悠吾は、同サイト様内で公開されていたFLASHゲーム『インスタントパパ』の主人公です。
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