リレガトゥーラ


使用ツール:LiveMaker / 1周プレイ時間:各話 約15~20分
攻略?人数:各1人 / ED数:各2種類+α
※こちらは15推(15歳以上推奨)作品です。


【あらすじ】
いつの間にか見覚えのない場所にいた貴方。
目の前には一人の男が。彼は自分を『司書』と名乗った。
『司書』は言う。
「ここは物語の館 特別なお客様である貴方の為にとっておきの『物語』をご用意しました」と
(制作者サイト様より引用)


【感想】
★★☆☆☆ :糖度
★★☆☆☆ :コミカル度
★★★★ :シリアス度

【アップデート版プレイによる追記あり】 up

2017年エイプリルフール企画作品です(DLは常時可能)。最新バージョンはver.1.4。
季節限定だったハロウィンのお話も最初から選んで読めるようになりました。

本編はオムニバス形式の短編集です。
シナリオを書かれた方がそのままご自身のキャラの立ち絵を担当しておられ、
そのため作者様の作風の個性がはっきりと出た作品群となっています。
最新作2作は『冒険者の話』(作:蜜子様)と『狐の嫁入り』(作:梅ヶ枝きな様)。
語りたいことを書くとうっかりネタバレしそうなので今回は個別の感想を控えさせて頂きますが、
両方に共通していたのは結末の意外性。そして絶妙な【後味の悪さ】!(←誉め言葉)
プレイヤーの想像を掻き立てる余韻あるラストが秀逸でした。こういうお話…好きだー!!



↓ここからはアップデート前の感想記事です。
ver.1.3までのお話(ハロウィン話除く)について書かせて頂いております。

◆『夏の幼馴染の話』
作:梅ヶ枝きな様。今より少し未来、しっかり者の主人公とオタクで少し気の弱い幼馴染のお話。
一応許婚同士の男女の物語なのですが、何やら様相が普通と違います。
デザイナーズベビー】…真面目に考えたら恐ろしい世界ですね。
このシリーズの中では恋愛色が濃い方で、積極的かつ頭の回転の早い主人公が
自己評価の低いうじうじ攻略男性をロジカルに説得、最後は無事ハッピーエンドへ…と思いきや。
選択肢によっては不穏な空気が漂い、プレイヤーは詳しい説明がなされないまま
その空気の中に置き去りにされます…! あんぐり(゜д゜)
真相を是非とも詳しく知りたいところでしたが、それは野暮というものなのかもしれません。
描かれていない部分が非常に気になる、何とも絶妙な終わり方が印象深いです。
 
◆『音楽家の話』
作:蜜子様。幽霊嫌いの主人公の前に、突然中年男性の幽霊?が現れ…!?というお話。
舞台は現代の日本で主人公も学生ですが、お相手は金髪中年紳士。
ナイスミドル!でジェントルマン!!(幽霊だけど)な攻略対象ですよー。
何か未練を残して幽霊になったらしいのに何故かその未練を思い出せない彼のために
ちょっと頑張る女の子のお話ですが、相変わらず会話のテンポが良いですね!
最初のゴーストジョークは私も主人公と同じく解ってあげられませんでしたが;;
(己の知識不足が恨めしい…)
今回も作者様らしくほのぼの明るめ、でも最後はじんわり心に沁みる物語なのですが、
こちらも選択肢によってはちょっぴり怖い展開が待ち受けています。
明るい真夏の太陽の下にいたと思ったら、いきなり夜の肝試し会場に連れ込まれた
そんな印象で思わず「ヒエッ?」と声が出てしまいました(^_^)
 
◆『醜い男と美しい妻の話』
作:梅ヶ枝きな様。悪評高い村の領主の元へ嫁いだ貧乏貴族の娘のお話。
何となく童話の『青ひげ』(大好き!)を思わせるお話でした。
『青ひげ』のヒロインは好奇心の誘惑に負けて大変な目に遭ってしまいますが、
こちらでは自分の意思(選択肢)で行動を決められます。
『青ひげ』を読むたび「何でダメって言われたのにやっちゃうんだよぉぉ」と子供心に思っていた
(もちろん、そうしないと話が進まないからでしょうが(^_^))ので、ちょっと嬉しい(笑)
どちらの行動が良かったのかは…ご自身の目でお確かめくださいませ。
陰のある使用人のバルトークがとっても好みでしたv あと、終盤の【Sな】ヒロインも!
全体的に空気が不穏で、シリアス成分高めです。
 
◆『幼い少女と不器用な青年の話』
作:蜜子様。しっかり者の小学生の少女と(一見)ヤンキー青年のお話。
現代が舞台です。とにかくヒロインの小夏ちゃん(名前変更可)が純粋で可愛くってねぇ!
口達者でおませさんなのに、生意気な感じが全然なくて。
お相手のせいちゃんも、単に子供の恋人ごっこに付き合ってあげているだけかと思いきや…
本当にイイ男でした!!
彼があの強面でキラキラパステルの映画チケットを買いに行く姿を想像すると微笑ましい^^
12歳の年の差なんて成人してしまえば気にならなくなる範囲だし、この2人に関しては将来も
ハッピーエンド以外あり得ん!と信じて疑いません。司書サン、ナニ馬鹿ナコト訊イテクルノサー
ほのぼの、時にちょっぴりしんみり…という感じの物語。




各ED後の司書さんの一言がまた良いのです。
上品で柔らかい空気の中にチラ見えする不気味さと不穏さにゾワゾワしますね…!(一部文字反転)

架谷野家の薔薇薔薇

管理人:ラシさま
使用ツール:吉里吉里2 / 1周プレイ時間:約1.5~2時間
攻略人数:2人 / ED数:6種類+α
※こちらは15推(高校生以上推奨)作品です。


【あらすじ&登場人物】
架谷野家は郊外のそのまた外れに住む吸血鬼ハンターの一家。
長男の阿賀太を中心に、自分達の父親を殺した吸血鬼を探している。
そんな折、アメリカから吸血鬼・ジャルダン公とお付きの魔女らが日本へやって来た。
彼らはこの国のハロウィン騒ぎに乗じて若い女性から血を奪うつもりでいたのだが、
最初に声をかけた相手が何と架谷野家の長女である鞠愛[まりあ](名前変更可)で―?

ローズ・ド・ジャルダン :アメリカに住む吸血鬼公爵。地元で血が飲めなくなり、最近貧血気味。
ダークルル :日本出身のウェアウルフ(多分)。ジャルダン公宅にホームステイしている。
バニラ・ボニカ :ジャルダン公の取り巻き魔女。流行に敏感でスマホも操る。
架谷野阿賀太 :主人公の兄で架谷野家長男。狂気の吸血鬼ハンター。右目を失っている。
架谷野霧秋 :主人公の弟で架谷野家次男。高校を中退して吸血鬼ハンターの道を選んだ。
架谷野十里亜 :架谷野家のママ。外見は無邪気な天使だが、吸血鬼を憎む心は人一倍。



【感想】
★☆☆☆☆ :糖度
★★★★☆ :コミカル度
★★★★★ :シリアス度

2015年ハロウィンゲーです。
以前からずっと気になっていたサイト様だったのですが、
公開済作品がどれも長編かつシリーズものだったためなかなか着手に至りませんで…。
その点、今作は短編ということで取っ掛かりとしてプレイするには最適でした。
(個人的には「中編」と言ってもいいくらいのボリュームを感じましたがね)

公式サイトやふりーむ!様のDLページ等を見ると一目瞭然かと思いますが、
非常に個性的でインパクトのある作風です。
物語の前半はすさまじいまでのギャグの応酬! ひたすら笑いしかありませんっ。
が、しかし。ここから何故、あれほどまでに凄惨なEDへと行き着いてしまうのか…!?
プレイしていた自分がビックリでしたよ…。
正直、1~2ED見ただけでは意味がよく判らずぽかーん(゜д゜)とするばかりでしたが、
キャラクター達がやたら意味深なセリフを吐くのでどうしても真相が知りたくなりまして。
最後は攻略ページのお世話になりつつ、一気プレイしてしまいましたー。
隠されていた架谷野家の真実には…唖然呆然。
キャラ絵が繊細で美しいからこそ、そして前半であれだけギャグをかっ飛ばしていたからこそ、
その猟奇性が際立っています。各キャラの印象も一変するでしょう。
真相EDまで見た後は是非冒頭シーンを読み返してみてください。
 
戦 慄 が 走 り ま す よ ‥‥‥ !!!!!
 
何気ないあの一文、あれはこういう意味だったのか…!と。

流血描写や怖い・痛いといった表現が苦手な方にはお勧め出来かねます。
痛々しいスチルが表示されたまま延々会話が続くシーンなどもあるので、苦手な方は十分ご注意を。
恋愛的な糖度は低め。でも、(歪んだ)家族愛は溢れんばかり!でした。



■'19年ハロウィンゲーとして続編『架谷野家の薔薇薔薇2』が公開されました。ローズEDの後日談となります。
 現在サイトからDLページへのリンクが繋がっていないため、DLはこちらからどうぞ。

アークワード・ロンド

管理人:のりぬこさま
使用ツール:LiveMaker / 1周プレイ時間:約15~30分
攻略人数:1人 / ED数:5種類


【あらすじ&登場人物】
主人公・ティーナ(名前変更可)が目覚めるとそこは見知らぬ部屋だった。
しかも、唯一ある扉は何故か固く閉ざされていて出られない。
部屋のあちこちを調べていると、現れたのは嫌みったらしくもよく見知った顔。
そして、それは楽しそうにこう言い放つのだ。

「キミは幸運だね!ボクが作ったゲームに参加できるんだからさ!」

―そうだ、今日はハロウィンだった。(一部作中本文より引用)

アルド :魔法学校で常に成績トップの男子学生。学年2位の主人公とは衝突してばかり。


【感想】
★★★ :糖度
★★★★☆ :コミカル度
☆☆☆ :シリアス度

2019年ハロウィンゲーです。
公開前、ブログで制作途中のゲーム画面スクショを拝見した時は
「なんか、めっちゃ美人なお姉さんいるー!ε=(゜∀゜)ムッハー!!」などと思ったものですが。
まさかそのキャラが攻略対象(♂)だったとは…ヨク見タラ確カニ胸ナカッタヨ(笑)
いや、美人なお兄さんもそれはそれで嬉しいですけども!
逆に、ヒロインがちょっと野暮ったい外見設定なのが対比としていいバランスですね。

難易度的にもさほど難しくない、オーソドックスな脱出ADVです。
部屋を調べながら露わになっていく2人のケンカップル的エピソードが実に微笑ましくてv
1エピソードに結構なボリュームがあり、つい没入してニヨニヨしていると
探索の最中だということを忘れそうになってしまって困るほどでした~。
素直になれない両片想いのお話がお好きな方にオススメ!
アンハッピーエンドがないのも安心できる要素ですね。
ED5が少々特殊なのですが、この元ネタを知らなかったのがちょっと悔しいっ><
知らなくても十分楽しかったのですが、知ってたらもっと爆笑できたかなぁ。
入力の全角・半角に気を付けてくださいね!

探索に関しては、ゲーム内でアルドから3回までヒントがもらえます。
ヒント無しでも何かしらのEDは迎えられるかと思いますが、
聞いた回数によるED分岐はないので特にこだわりがなければ頼ってもいいかも。
ただし、有用度としてはサイトに掲載されている攻略情報の方が高いです(^_^)

あなたは私の腹の中

管理人:モカさま
←公式バナーが無いので素材をお借りして代用
内容:「怪物は誰?」サイコホラーサウンドノベル
使用ツール:LiveMaker / プレイ時間:約1.5~2時間 / ED数:1種類


【あらすじ&登場人物】
先代の神父亡き後、修道女のリリムは村人たちに支えられながら1人で教会を切り盛りしていた。
ある嵐の晩、その教会へ刃物を持った男が空き巣に押し入ってくる。
だが、男がリリムを襲おうとした瞬間、雷鳴が轟き男はその場で昏倒してしまった。
彼を助けようと献身的に看護するリリム。そんな彼女の姿に、男は…。

リリム :村の教会で暮らす修道女。敬虔で優しく、村人からも信頼されている。
ハイドラ :教会へ空き巣に入った男。額に傷を持ち、薄暗い過去がありそうだが…。
ニーズヘッグ :リリムの幼馴染。今は村を出ているが、たびたび帰ってきてはリリムに執着する。



【感想】
★★★★★ :独りよがりな善意度
★★★★☆ :不条理度
★★★★☆ :因果応報度

2019年ハロウィンゲーです。
元は夏の怪談として公開される予定だったらしくハロウィンらしさはほとんどありませんが、
洋風ホラーは夏よりハロウィンの方がむしろ似合う気がしますね。

選択肢のない一本道ノベルです。
この手のレビューをネタバレなしに書くのは相変わらず苦手なのですが、
モカ様の作品はそれでもご紹介したい!という強い衝動を感じて抗えない…っ!!
そもそもジャンルがサイコホラー、作者様のお言葉を借りれば「胸糞展開」はあるし
タブー要素も多々含まれます。
心理的にもかなりキツいお話なのに、では誰が悪の根源だったかと問われると…
「悪人なんて誰もいなかったんじゃない?」という答えに行き着くという不思議な物語です。
(善人だらけという意味ではない)
愛に対する価値感や正義の定義は人それぞれですが、異なるそれらを持った人間が下手に交わると
こんなにも世界は歪むのか、という部分に狂気と恐怖を感じました。
表面的には穏やかに進行する展開に「物語よ、ここで終われ…終われ…」と何度祈ったことか。
 
( 当 然 ) 終 わ っ て く れ ま せ ん で し た け ど 。
 
物語を心から楽しく読ませて頂いているのに、その物語が続くことに絶望するって
どういうことなの…。
読了後は深すぎるタイトルについていろいろ考察してしまいました。
その辺については作者様のpixivFANBOXにてあとがき的な記事(11/10)が書かれているので、
併せて読んでみると面白いですよ。

立ち絵やスチル(カットイン)等は全てほぼ白黒で統一されています。
背景画像が中世ヨーロッパ風で、まるで古いモノクロ洋画を観ているようでした。
たまにイラストの一部が動くのですが、メラメラと燃える炎が瞳に映ったり
瞳孔がわなわな震えたりするのが実に効果的で! 場面の緊迫感を助長させています。

ハロウィン・トリート

管理人:しあやさま
使用ツール:ティラノビルダー / 1周プレイ時間:約10~20分
攻略人数:4人 / ED数:8種類+24種類(バッドED)
※こちらは15推(15歳以上推奨)作品です。


【あらすじ&登場人物】
とある平和でのどかな王国の姫・アリーシェは退屈していた。
強制される勉強やレッスン、毎晩のように開かれる舞踏会は彼女の心を飽きさせるばかり。
何か楽しいことはないかしら―?
そんな時、今日がハロウィンという仮装するお祭りだと聞いたアリーシェ。
さっそく着替えて城の人々にイタズラを仕掛けようと考えるが…。

ライル :主人公の護衛騎士。昔から主人公に振り回されている。一見気弱なわんこ系だが…。
ナッシュ :主人公の1つ下の婚約者。皮肉屋で、いつも書庫にひき籠っている本の虫。
アカツキ :温厚な性格の庭師。異国出身らしいが自分のことはあまり語りたがらない。
シリウス :主人公の家庭教師。外見も言動も胡散臭さ満載だが、能力は優秀。



【感想】
★★★ :糖度
★★★★☆ :コミカル度
☆☆☆☆ :シリアス度

2019年ハロウィンゲーです。とても色使いが美しくて華やかな絵柄ですね!
DL版とブラウザ版がありますが、DL版の方が動作が安定していて個人的にオススメです。

主人公がさまざまな衣装にお着替えして、攻略対象たちのところへイタズラをしに行きます。
(↑彼らはお菓子を持っていない or 持っていてもくれないと踏んでいるのでイタズラ前提(笑))
衣装は8種類あって、どれも煌びやかで可愛い!
ハロウィンにありがちな服だけではなく、着物や踊り子衣装まで揃っているのが楽しいですv
出来れば、あのお着替えヒロインの姿はもっと大きな絵でも拝みたかったわ~。
攻略対象4人に対し、グッドEDと思われる舞踏会EDとハロウィンEDが各1つ、
バッドEDが各6つあります。
普通であれば婚約者のいる姫君なんて他の男性との未来は考えにくいだろうから、
ナッシュ以外のルートはほのぼの主従路線かしら…と予想していたんですけどね。
いざ蓋を開けてみると、あれれ、むしろ他3人の方が!?Σ(゜▽゜ノ)ノな展開で
これは嬉しい誤算でしたっ。おまけ後日談まで含めるとなかなかの糖度です。
不敬罪に当たるんじゃなどと無粋なことは考えず、甘い物語をストレートに楽しみましょう。
元気っ子姫君のイタズラは成功するか否か―?

仕様上、スキップ機能はありません。
1つEDを見れば次周からは着替え場面までショートカットできるので、まずは1ED迎えること。
衣装と人物の組み合わせを変えれば同じ展開にはならないので、確かにスキップは要りませんね。
バッドEDの数は多いものの、あっさり終わるおかげかそこまでバッドな印象は残りません。
短いながらにセリフ回し等ちゃんとパターンが変えてあって、コンプ判定には影響ないですが
全部見てみたいという気持ちにさせてくれました♪



しあや様にレビューご報告をしたところ、何と素敵イラストをいただいてしまいました!(歓喜)
はわわ…どうもありがとうございます!!
掲載許可をいただいたので折りたたみにて飾らせて頂きますねv




ご報告と合わせてメールに「アカツキがお気に入りです」と感想を書いたらば、
このようなアカツキ×主人公のラブラブ絵がぁぁぁ!!!
慎み深そうでいて意外と遠慮しない(笑)彼が大好きです。ありがとうございましたー!
後ろの3人もいい味出していますよね^^


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Author:ユキ
 
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