リコリスジャックマンションへようこそ

管理人:ナリオさま
内容:古びた屋敷が舞台のちょっと不穏なハロウィンゲーム
使用ツール:ティラノスクリプト / 1周プレイ時間:約15分 / ED数:3種類


【あらすじ&登場人物】
都会育ちの少女・リコリスが引っ越してきた田舎の村には、
彼女と同じ名前の『リコリスジャック屋敷』と呼ばれる不気味な廃墟があった。
そのことでからかってくるいじめっこたちを見返すため、ハロウィンの日、
リコリスはひとりで屋敷へ忍び込むことに。しかし、そこで彼女が見たものとは…。

リコリス :主人公。都会から田舎に引っ越してきたが、なかなか周囲に馴染めずにいる。


【感想】
★★★★☆ :メルヘン度
★★☆☆ :緊迫度
★★★☆☆ :ゾワリ度

2020年ハロウィン作品です。
廃墟同然の館に忍び込んだ主人公の少女がその一室で見かけた光景。
それは、たくさんの不思議なモノに囲まれながら昏々と眠る、これまた不思議な青年。
この1枚絵↑の描き込み具合と塗り込み具合が、もうね…
スゴくないですか? スゴくないですか!?
キービジュアルとして既に公開されている絵なのでここでも掲載させて頂きましたが、
これは実際のゲームサイズでぜひ見て頂きたいですっ!
前作『毒味メイドと嫌味シェフ』と同様に細やかで柔らかな絵柄なのに、
塗り方や彩度が違うとこんなにもガラリと雰囲気が変わるんですね。
美しさの中にも幻想的な儚さと、そしてハロウィンらしいほんのりとした禍々しさを感じます。

画面の中のどこを何回クリックするかによってEDが分岐します。
もちろん寝ている「彼」も調べることが出来ますが、「彼」がそもそも何者なのか、
何故こんなところにいるのかなど一切の説明はなく。
おまけにセーブ機能がないので、初回はクリックする手が妙に慎重になってしまいました…!
一度クリアすればプロローグ部分は飛ばせるし、全体のボリュームとしてはかなりの短編なので
そこまで身構える必要はなかったんですけどね。
「彼」の正体についてはEDの1つでぼんやりと語られますが、果たしてそれが真実かどうか。
それぞれのEDで主人公はその後どうなってしまったのか。
ラストがどれもそこはかとなく肝が冷える感じで、絶妙に不穏な空気がいかにもハロウィン的です。
そこがまた、とてもとても私の大好物でございましたー!

GHOSTEACHER

管理人:はなまるさま
←公式バナーが無いので素材をお借りして代用
内容:おばけの学校が舞台のほっこり育成ホラーゲーム
使用ツール:ティラノビルダー / 1周プレイ時間:約10~15分 / ED数:5種類


【あらすじ】
幽霊の学校で特別講師として働くことになったあなた。
素直で元気な生徒達。親切な先生。
理想の職場のようですが、忘れないでくださいね。
あなたの担当科目は「恐怖」です。(ノベコレ様紹介ページより引用)


【感想】
★★☆☆ :ホラー度
★★★★ :かわいい度
★★★★ :レトロ度

作者様の個人サイト内にはゲームのDLページへのリンクがなかった(Twitterからは飛べます)ため、
上記リンクはノベルゲームコレクション様直通になっています。
作者様サイトはこちら→ はなまるゲーム研究所様

2020年ハロウィン作品です。昔のゲーム機っぽい画面がレトロでお洒落ですね。
冒頭から不穏な音調のチャイムが鳴り響き、先輩教師はつのだ○ろう先生を思わせる劇画タッチ。
分類的には間違いなくホラーなのですが… と に か く 可 愛 い 。
良いおばけになるためには相手にケガさせちゃいけないんですね!
タイミングを見計らってから脅かしてくれるんですね! …かわええ…v
素直に先生を慕い、授業を頑張ってくれる生徒たちを見ていると
こちらもしっかりと教えてあげなければ!という気持ちになります。
ええ、たとえその結果、彼らがどんなにおどろおどろしく成長しようとも…!!
この世界での「怖い」は最高の誉め言葉なのですよ。

ゲームの期間は3日+α。
「発想力」「表現力」「体力」の中から1項目を選び、1日3時限の授業を行います。
発想力を伸ばすための“資料映像”が特に楽しかったー!
本当に怖いお話もあり、ふふっと笑えるオチのものもあり。
ワタクシ的にはフロッピー【09】番のお話が一番ゾッとしてお気に入りですっ。
06】番は可愛いの極み! 何度も再生しちゃいました。
いえ、あれが実際に我が身に起こったらそんなこと言ってられないんですけどね…。
給食はもう少しメニュー数を増やしてほしいと、食堂のご意見箱があれば入れておきたかったです。
(贅沢言ってスミマセン;;)

1日の終わりに話しかけてくる生徒の姿は授業を受けて日々変化していきます。
最終形態(?)は生徒1名(計5名)につき5パターンも用意されており、周回に力が入りました!
最終的にどんな姿になるかは2日目までの行動で決まるようです。
1種類のみ授業を行う×3】【どれか2種類の授業を行う×1】【全種類の授業を行う×1
で全てのパターンを制覇出来ると思われます。(一部文字反転)

貴方に触れてみたかった

管理人:774さま
←公式バナーが無いので素材をお借りして代用
使用ツール:ティラノスクリプト / 1周プレイ時間:約10~15分
攻略人数:1人 / ED数:3種類


【あらすじ&登場人物】
町の教会の牧師である「先生」が大好きな「あなた」。
先生には日々アタックという名のセクハラを仕掛けている。
今日は10月31日、ハロウィン。
この日は2人にとって特別な1日だ。何故なら―。

先生 :主人公が暮らす町の教会の青年牧師。温和でおっとりしている。


【感想】
★★☆☆ :糖度
★★★☆☆ :コミカル度
★★☆☆ :シリアス度

2018年ハロウィン作品です。
初プレイはかなり前なのですが、毎度の如くレビューのタイミングを逃しておりまして…。
でも、やはりハロウィン時期にご紹介するのが一番いいと考えて、
作者様には初問合せ時からかなりお待たせする形となってしまいました。申し訳ございません!
(そして最終的に使用ツールについての確認を忘れてしまうというね…汗) 確認取れました!
DL版はなく、ブラウザ版のみの作品です。
私はPCでプレイさせて頂きましたが、縦長の画面なのでスマホでも遊びやすそうですね。

一言で説明するなら「真面目な聖職者である先生にセクハラをするゲーム」です!(語弊はない)
色仕掛けで寝起きドッキリをかましたり、媚薬(?)を盛ったり。
どれも微笑ましいものばかりなので、いちいち可愛い先生の反応を存分に楽しましょう^^
主人公については顔グラも出てこないし、人物像も冒頭ではさほど詳しく語られません。
そのため、先生とはどのような関係でどれほどの付き合いなのか…など最初は疑問に思うかも。
その辺は徐々に明らかになっていくので、まずは一通り読み進めていってみてください。
2つのEDをクリアすると最後のEDへのルートが開放され、思いもよらぬ真実が語られます。
最後は予想を遙かに超えた感動が待っていました…!
切ないけれど、なんと世界は優しいのでしょうか。

ゲーム紹介ページに記載されているリンクへ飛ぶと、ギャラリーや小話が読めるおまけ部屋があります。
いろいろ設定の補完があるので、フルコンプ後にはぜひそちらも覗いてみてください。

リレガトゥーラ


使用ツール:LiveMaker / 1周プレイ時間:各話 約15~20分
攻略?人数:各1人 / ED数:各2種類+α
※こちらは15推(15歳以上推奨)作品です。


【あらすじ】
いつの間にか見覚えのない場所にいた貴方。
目の前には一人の男が。彼は自分を『司書』と名乗った。
『司書』は言う。
「ここは物語の館 特別なお客様である貴方の為にとっておきの『物語』をご用意しました」と
(制作者サイト様より引用)


【感想】
★★☆☆☆ :糖度
★★☆☆☆ :コミカル度
★★★★ :シリアス度

【アップデート版プレイによる追記あり】
2017年エイプリルフール企画作品です(DLは常時可能)。最新バージョンはver.1.4。
季節限定だったハロウィンのお話も最初から選んで読めるようになりました。

本編はオムニバス形式の短編集です。
シナリオを書かれた方がそのままご自身のキャラの立ち絵を担当しておられ、
そのため作者様の作風の個性がはっきりと出た作品群となっています。
最新作2作は『冒険者の話』(作:蜜子様)と『狐の嫁入り』(作:梅ヶ枝きな様)。
語りたいことを書くとうっかりネタバレしそうなので今回は個別の感想を控えさせて頂きますが、
両方に共通していたのは結末の意外性。そして絶妙な【後味の悪さ】!(←誉め言葉)
プレイヤーの想像を掻き立てる余韻あるラストが秀逸でした。こういうお話…好きだー!!



↓ここからはアップデート前の感想記事です。
ver.1.3までのお話(ハロウィン話除く)について書かせて頂いております。

◆『夏の幼馴染の話』
作:梅ヶ枝きな様。今より少し未来、しっかり者の主人公とオタクで少し気の弱い幼馴染のお話。
一応許婚同士の男女の物語なのですが、何やら様相が普通と違います。
デザイナーズベビー】…真面目に考えたら恐ろしい世界ですね。
このシリーズの中では恋愛色が濃い方で、積極的かつ頭の回転の早い主人公が
自己評価の低いうじうじ攻略男性をロジカルに説得、最後は無事ハッピーエンドへ…と思いきや。
選択肢によっては不穏な空気が漂い、プレイヤーは詳しい説明がなされないまま
その空気の中に置き去りにされます…! あんぐり(゜д゜)
真相を是非とも詳しく知りたいところでしたが、それは野暮というものなのかもしれません。
描かれていない部分が非常に気になる、何とも絶妙な終わり方が印象深いです。
 
◆『音楽家の話』
作:蜜子様。幽霊嫌いの主人公の前に、突然中年男性の幽霊?が現れ…!?というお話。
舞台は現代の日本で主人公も学生ですが、お相手は金髪中年紳士。
ナイスミドル!でジェントルマン!!(幽霊だけど)な攻略対象ですよー。
何か未練を残して幽霊になったらしいのに何故かその未練を思い出せない彼のために
ちょっと頑張る女の子のお話ですが、相変わらず会話のテンポが良いですね!
最初のゴーストジョークは私も主人公と同じく解ってあげられませんでしたが;;
(己の知識不足が恨めしい…)
今回も作者様らしくほのぼの明るめ、でも最後はじんわり心に沁みる物語なのですが、
こちらも選択肢によってはちょっぴり怖い展開が待ち受けています。
明るい真夏の太陽の下にいたと思ったら、いきなり夜の肝試し会場に連れ込まれた
そんな印象で思わず「ヒエッ?」と声が出てしまいました(^_^)
 
◆『醜い男と美しい妻の話』
作:梅ヶ枝きな様。悪評高い村の領主の元へ嫁いだ貧乏貴族の娘のお話。
何となく童話の『青ひげ』(大好き!)を思わせるお話でした。
『青ひげ』のヒロインは好奇心の誘惑に負けて大変な目に遭ってしまいますが、
こちらでは自分の意思(選択肢)で行動を決められます。
『青ひげ』を読むたび「何でダメって言われたのにやっちゃうんだよぉぉ」と子供心に思っていた
(もちろん、そうしないと話が進まないからでしょうが(^_^))ので、ちょっと嬉しい(笑)
どちらの行動が良かったのかは…ご自身の目でお確かめくださいませ。
陰のある使用人のバルトークがとっても好みでしたv あと、終盤の【Sな】ヒロインも!
全体的に空気が不穏で、シリアス成分高めです。
 
◆『幼い少女と不器用な青年の話』
作:蜜子様。しっかり者の小学生の少女と(一見)ヤンキー青年のお話。
現代が舞台です。とにかくヒロインの小夏ちゃん(名前変更可)が純粋で可愛くってねぇ!
口達者でおませさんなのに、生意気な感じが全然なくて。
お相手のせいちゃんも、単に子供の恋人ごっこに付き合ってあげているだけかと思いきや…
本当にイイ男でした!!
彼があの強面でキラキラパステルの映画チケットを買いに行く姿を想像すると微笑ましい^^
12歳の年の差なんて成人してしまえば気にならなくなる範囲だし、この2人に関しては将来も
ハッピーエンド以外あり得ん!と信じて疑いません。司書サン、ナニ馬鹿ナコト訊イテクルノサー
ほのぼの、時にちょっぴりしんみり…という感じの物語。




各ED後の司書さんの一言がまた良いのです。
上品で柔らかい空気の中にチラ見えする不気味さと不穏さにゾワゾワしますね…!(一部文字反転)

架谷野家の薔薇薔薇

管理人:ラシさま
使用ツール:吉里吉里2 / 1周プレイ時間:約1.5~2時間
攻略人数:2人 / ED数:6種類+α
※こちらは15推(高校生以上推奨)作品です。


【あらすじ&登場人物】
架谷野家は郊外のそのまた外れに住む吸血鬼ハンターの一家。
長男の阿賀太を中心に、自分達の父親を殺した吸血鬼を探している。
そんな折、アメリカから吸血鬼・ジャルダン公とお付きの魔女らが日本へやって来た。
彼らはこの国のハロウィン騒ぎに乗じて若い女性から血を奪うつもりでいたのだが、
最初に声をかけた相手が何と架谷野家の長女である鞠愛[まりあ](名前変更可)で―?

ローズ・ド・ジャルダン :アメリカに住む吸血鬼公爵。地元で血が飲めなくなり、最近貧血気味。
ダークルル :日本出身のウェアウルフ(多分)。ジャルダン公宅にホームステイしている。
バニラ・ボニカ :ジャルダン公の取り巻き魔女。流行に敏感でスマホも操る。
架谷野阿賀太 :主人公の兄で架谷野家長男。狂気の吸血鬼ハンター。右目を失っている。
架谷野霧秋 :主人公の弟で架谷野家次男。高校を中退して吸血鬼ハンターの道を選んだ。
架谷野十里亜 :架谷野家のママ。外見は無邪気な天使だが、吸血鬼を憎む心は人一倍。



【感想】
★☆☆☆☆ :糖度
★★★★☆ :コミカル度
★★★★★ :シリアス度

2015年ハロウィンゲーです。
以前からずっと気になっていたサイト様だったのですが、
公開済作品がどれも長編かつシリーズものだったためなかなか着手に至りませんで…。
その点、今作は短編ということで取っ掛かりとしてプレイするには最適でした。
(個人的には「中編」と言ってもいいくらいのボリュームを感じましたがね)

公式サイトやふりーむ!様のDLページ等を見ると一目瞭然かと思いますが、
非常に個性的でインパクトのある作風です。
物語の前半はすさまじいまでのギャグの応酬! ひたすら笑いしかありませんっ。
が、しかし。ここから何故、あれほどまでに凄惨なEDへと行き着いてしまうのか…!?
プレイしていた自分がビックリでしたよ…。
正直、1~2ED見ただけでは意味がよく判らずぽかーん(゜д゜)とするばかりでしたが、
キャラクター達がやたら意味深なセリフを吐くのでどうしても真相が知りたくなりまして。
最後は攻略ページのお世話になりつつ、一気プレイしてしまいましたー。
隠されていた架谷野家の真実には…唖然呆然。
キャラ絵が繊細で美しいからこそ、そして前半であれだけギャグをかっ飛ばしていたからこそ、
その猟奇性が際立っています。各キャラの印象も一変するでしょう。
真相EDまで見た後は是非冒頭シーンを読み返してみてください。
 
戦 慄 が 走 り ま す よ ‥‥‥ !!!!!
 
何気ないあの一文、あれはこういう意味だったのか…!と。

流血描写や怖い・痛いといった表現が苦手な方にはお勧め出来かねます。
痛々しいスチルが表示されたまま延々会話が続くシーンなどもあるので、苦手な方は十分ご注意を。
恋愛的な糖度は低め。でも、(歪んだ)家族愛は溢れんばかり!でした。



■'19年ハロウィンゲーとして続編『架谷野家の薔薇薔薇2』が公開されました。ローズEDの後日談となります。

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