つばさヘブン

管理人:乃花こよりさま
←公式バナーが無いので素材をお借りして代用
 
内容:不倫×ヤンデレホラーADV
使用ツール:ティラノビルダー / 1周プレイ時間:約10~20分 / ED数:4種類
※こちらは15推(15歳以上推奨)作品です。


【あらすじ&登場人物】
妻が出産間近で里帰り中のため、夕食を買いにコンビニへ出かけた高校教師の葛木。
そこで偶然、同じくコンビニ弁当を買おうとしていた女生徒・羽石つばさを見かける。
いつも1人で夕食を取っていると言う羽石に、葛木は学校や妻には内緒で
彼女を食事に連れて行くのだが…。

葛木 :主人公。平凡ながら幸福な人生を送っている新婚高校教師。妻からの愛称は「たーくん」。
羽石つばさ :葛木の受け持ちの女子生徒。明るくて顔も可愛い、いわゆる「優等生」。
小野寄えみる :羽石の親友。お嬢様育ちだが、オカルト好きで少々変わり者。



【感想】
★★★★ :クズ度
★★☆☆ :お色気度
★★★★★ :救われない度

登場人物全員クズという素敵ワードをお聞きしまして!(笑)
(あ、主人公奥さんは除きます)
絵柄が非常に可愛いらしく、つばさちゃんのぷにっとしたほっぺとか柔らかそうな体つきとか、
女の私でもくらくらしてしまいました。
意志が弱そうで場当たり的性格の主人公ではひとたまりもないでしょうねぇ。

奥さんの事は大事にしていそうなのに、女生徒への情に流されずるずる深みに嵌ってしまう主人公。
不倫に陥るきっかけがほんの些細なものだけに、妙に日常的でリアルな怖さがありました。
これで主人公がつばさを突き放せない理由が「優しすぎて」とかならまだ同情の余地もあるのですが、
彼女に対する思考がシャレにならないくらいクズ! クズです!!(^_^;)
欲望には忠実なくせに自分を正当化しまくり、最後は己の日常を守る事だけに終始する。
それはもういっそ清々しいほどで…非常に良かった!(エッ)
一方、つばさに関しては多少同情出来なくもないのですが(同性の身びいきですかね?)、
あまりに自分に都合のいい解釈ばかりして聞く耳持たないところがやはりどうしようもないです。
救われないEDだらけですが、そんな彼らが地獄に堕ちていく様を見届けるのはある意味痛快。
「因果応報」「自業自得」という言葉が始終頭の中をぐるぐる駆け廻るゲームでした。
メニュー画面の画像が敢えて奥さんとの幸せ2ショット写真というのが、また背筋を凍らせます。

EDの内訳はTRUE×1、BAD×2、HAPPY×1の計4つ。
いつもは何となく「TRUE」と名の付くEDが最終エンドという感覚ですが、
こちらではHAPPYENDがそれに当たる感じですね。ヤンデレの真髄を見た…!
主要人物はそれなりに全員幸せ?になりますが、何も悪くない主人公奥さんが一番酷い目に遭っていて
何ともやるせない気分にさせられました。
平凡な日常に潜む狂気を垣間見たい方にオススメです!

神まぼりと祟

管理人:船さま

 
内容:仄暗い和風ホラーADV
使用ツール:WOLF RPGエディター / 1周プレイ時間:約1~2時間弱 / ED数:肆(4)まで



【あらすじ&登場人物】
「まぼる」とは、食べること。または―…
 
夕暮れ時、父を迎えに来た主人公・緋千代あけちよはひとり佇んでいた見知らぬ少年に声をかけた。
それが障りの世界へ引き込まれるきっかけになるとも知らず。
(一部ふりーむ!様紹介ページより引用)

緋千代(あけちよ) :主人公。同姓「鏡守院」家が集まる、実り豊かな農村の娘。素直で情が深い。
蔵裂蝕祟(くらさきむしばみのたたり) :死と再生を司る祟神。かなり衰弱している。
豊食万代神(とよくいよろづよのかみ) :食物の神様。主人公の意識がない間だけ会える。
紅万(こうま) :ぶっきらぼうな赤髪の少年。人探しをしているらしいのだが…。



【感想】
★★★★★ :恐怖と美の融合度
★★★★★ :切ない度
★★★ :痛々しい度

1つ前に公開された同作者様の『絡繰りヘンクツの城』が未だコンプ出来ていないのですが、
とうとう新作が公開され(てしまい)ました。
今作もちょっと危なかったんです…最後のおまけ部屋の謎が解けなくてねぇ。
でもその分、解けた時の爽快感は格別なものでした! これだから船様のゲームはやめられない!!

和風ホラーが持つ、独特の仄暗く幻想的な世界が広がります。
キャラクターの衣装デザインが主人公含めどれも着物っぽいので、
同系統だった『狐憑き学園七不思議』より更に和の色合いが濃いですね。
明るいスチルはほとんどなく、むしろ残酷・暴力的なものが多いです。
なのに「美しい」という印象が最後に強く残るのは、やはり作者様の画力あってこそ。
背景や構図、陰影に至るまでどれを取っても素晴らしい事この上なしですっ。
残念な事にCGリストがないため、スチルを見返したい場合はスクリーンショットを保存しましょう。
(冒頭に操作説明が出ます)
緻密に動く自作キャラドット絵も必見ですよ! 特に主人公が祟神にもたれて眠る姿は秀逸。

ゲームは弱りゆく祟神のために依り代の鏡を探す探索ADVです。
しかし、その中で次第に見えてくる先祖らによるえげつない冒涜。そして「鏡守院」の名の秘密。
「仏は人を救うが、神は人へ祟る」と聞いた事がありますが、まさに「神様は怒らせると怖い」ですね。
よく考えると人間の方がもっともっと怖いのにね…祖霊信仰くそくらえ。
謎解き自体はそれほど難しくないものの、追いかけられ要素が苦手な私としては
鬼ごっこがとにかくキツかったです~(>_<) 何回殺されたかなぁ(遠い目)。
上記のED数表記↑は公式サイトのものに合わせました。おそらく意図的な書き方だと思うので。
周回が必要な特殊EDもあるのでご注意ください。
切ない結末が多い中、ベストEDには本当に心救われる思いでした!


 
↑こちらはゲーム公式サイトに直接リンクしています

Violet

管理人:Note⇔Memoさま

 
内容:本当は怖い童謡「かごめかごめ」×17世紀ローマが舞台のホラー探索ADV
使用ツール:RPGツクールVX Ace / 1周プレイ時間:約1~2時間 / ED数:4種類+α

※こちらは12推(12歳以上推奨)作品です。
 サイト様閉鎖につき、ふりーむ様のDLページにリンクを変更しました。



【あらすじ&登場人物】
昔々、とある国に古くから受け継がれてきた言い伝えがありました。

『王家の者は庶民と結ばれてはならない。さすれば国が不幸になる』

やがてそれは掟となり、掟を破った者は皆××されていきました。

しかし今、その掟を破り庶民の恋人と結ばれた1人の姫がおりました。
国の掟がおかしいと考えた姫は自分達の幸せのため、また国の未来のために
掟の真相を探す事にしたのでした。

ニコラ :主人公。国の掟を破り、王族でありながら庶民と秘密の恋に落ちる。
ステラ :ニコラの双子の姉。妹思いでしっかり者。ニコラの恋愛の事も知っている。
ニア :修道院で暮らしている元気な女性。あるきっかけから双子の世話をする事に。
エリック :ニコラの恋人。人当たりが良く、身分で人を差別しない。
ベルナ :双子の義母。気が強くわがままな性格で、義娘らの事を嫌っている。



【感想】
★★★ :家族愛度
★★★☆☆ :もやっと度
★★★★ :即死度

まずは舞台設定と絵柄に一目惚れしました!
作品の事を知ったのが公開のまさに直前(確か1~2日前)でして、これはもはや運命と思い(笑)即DL。
ほぼ徹夜で一気コンプさせて頂きましたよー♪
探索の難易度自体は割と低め。ただ、思いも寄らぬところでいきなりゲームオーバー(即死)を喰らいます。
しかもその即死ポイントがかなり多くてですね…私はプレイ開始から3分で死んでしまいました(T▽T)
追いかけられ要素も結構あるので、苦労する人は苦労するかもしれません。
セーブはこまめに取っておきましょう。

実はいろいろな解釈がある童謡「かごめかごめ」。
この作品はその内の「囚人説」がモチーフになっているそうです。
(「妊婦説」もちょっと入っている気がする/一部文字反転)
理不尽な掟に縛られず己の愛を貫こうとする主人公と、彼女に共感し協力しようとする者、
または邪魔者として排除しようとする者。
基本的に善人は善人、悪人は悪人とはっきり区別して描かれているので、
それぞれのキャラクター色が判り易く好感度が高かったです。
EDによっては豹変してしまうキャラもいますが、それはそれで意外性があってホラーとして面白かった!
物語には謎が多く散りばめられており、その中には最後まで解明されないものもありました。
プレイヤーに解釈を委ねるための敢えての仕様だそうですが、今ひとつすっきりしない感があるのも事実で、
その辺は評価が分かれそうなところですね。
個人的にはもうちょっとくらいヒントが欲しいかな?という感じでした。
が、それを差し引いても魅力溢れる世界観とキャラクター! 美しいスチルもたっぷり堪能出来ます。
雰囲気あるBGMも完全オリジナルだそうですが、おまけ部屋に再生機能はないのでしょうか?
もし可能ならば、今後のアップデートで(蓄音機などを置いて)BGMリストを作ってくださると嬉しいです。

最初にも書きましたが、このゲームはとにかく追いかけられまくり・死にまくりです(^_^)
私は「次はどこで襲われるのかしら?」とむしろ半分ワクワクしながら探索しましたが、
まぁそこも好みの問題かもしれません。さくさく進めたい人にはやや不向きかと。
攻略に詰まったら公式サイトやTwitterで公開されているPVを見てみるのもオススメですよ。
「あ、この辺りを探索すると物語が動くんだ」というヒントがちらほら隠れていたりします^^
そしてShiftキー(ダッシュ機能)には常に指をかけておくように! 追跡者はすぐそこに…。


ツクモノガタリ

管理人:WHさま
←公式バナーが無いので素材をお借りして代用
 
内容:妖怪退治を生業とする青年の微ホラーADV
使用ツール:RPGツクールVX / 1周プレイ時間:約30分~1時間 / ED数:3種類



【あらすじ&登場人物】
向行山(むこうやま)で最近発生している連続殺人事件。
遺体は見るも無残に引き裂かれ、人間や獣のそれとは思えぬ所業に
鬼の仕業ではないかとの噂も出るほど。
その「鬼」退治を任された青年・九十九(つくも)は…。

九十九(つくも) :人ではないモノを退治する事を生業としている青年。寺に住んでいる。
佐久間 :九十九の知人。向行山の鬼退治の依頼を九十九に持ってきた。



【感想】
★★★★☆ :キャラ立ち度
☆☆☆ :ホラー度
★★★☆☆ :難易度

タイトル画面↑のシンプルなカッコ良さに見た途端すぐ目を奪われました!
コメントでオススメも頂いたゲームです。どうもありがとうございましたーヽ(´▽`)ノ

人間界と妖怪界を行き来できる青年・九十九が、依頼を受けてとある山の怪異を解決する物語です。
ホラーゲームに類する作品ではありますが、「微ホラー」とある通り怖さはさほど感じません。
殺戮が起こっている人間界とは裏腹に、妖怪界の方は妙に平和でほっこりしているのも面白いですね。
追いかけられ要素(←苦手(>_<))もなく謎解きも簡単なのでさくさくプレイ出来ましたが、
トゥルーED(ED1)にたどり着くのは少々大変でした。
見つけにくいと思われる某アイテムはちゃんと見つけたのですが、町での聞き込みがちょっと…;;
丹念にやり過ぎてもやらな過ぎてもフラグが立たなくなるので注意が必要。
最終的には公式サイトの攻略ページにお世話になってしまいました。むぅ、悔しいっ。
全体的には物悲しいお話で、ED2・ED3などは「え、その人(=事件の元凶)放っておいていいの?」と
多少のもやもや感が残るかも。
が、その分ED1のラストには衝撃が走りました…!!
あまり詳しく説明されないところがまた良い! 短い中に圧倒的な余韻を残すEDです。
先のもやもや感はなくなりましたが、「九十九の正体」という新たなもやもやが生まれてしまいますね。
果たしてこれが明かされる日は来るのでしょうか…?(一部文字反転)

実は、同作者様の作品は「はなし」シリーズ等もずっと以前から注目しておりました~。
今作は和の雰囲気が魅力的な作品だったので、次は洋風な作品をプレイしてみようと思います。

獄都事変

管理人:リンネ堂さま
←公式バナーが無いので素材をお借りして代用
 
内容:廃校へ逃げ込んだ亡者を追いかけるホラーADV
使用ツール:RPGツクールVX / 1周プレイ時間:約1.5~3時間 / ED数:2種類



【あらすじ&登場人物】
獄卒・斬島[きりしま]が受けたある任務。
それは「廃校に逃げた亡者を捕まえろ」というものだった。
生者に仇なす亡者はその業を積み重ね、放っておけばやがて変異してしまう。

―「許されざる者には罰を。獄卒の名にかけて」(一部作中本文より引用)

斬島(きりしま) :主人公。真面目で真っ直ぐな性格。武器は刀「カナキリ」。目の色は青。
肋角(ろっかく) :斬島たちの上司。どっしり構えて部下を見守る大男。目の色は赤。
佐疫(さえき) :斬島の親友。優しく温和な優等生。武器は銃。目の色は水色。
田噛(たがみ) :常に気だるげで面倒臭がり。武器はツルハシ。目の色はオレンジ。
平腹(ひらはら) :テンションの高いお調子者。武器はシャベル。目の色は黄色。
谷裂(たにざき) :他人にも自分にも厳しい一匹狼。武器は金棒。目の色は紫。
木舌(きのした) :飄々としたのんき者。亡者を追いかけて行方不明になった。目の色は緑。



【感想】
★★★★★ :キャラ立ち度
★★☆☆ :ホラー度
★★☆☆☆ :難易度

既にコミカライズ等されている有名作品ですが、今更ながらプレイ(毎度の事です)。
主人公は地獄の鬼である「獄卒」。
「あの世」と「この世」を奔走し、罪人亡者を閻魔庁へと送還するのがお仕事です。
旧日本兵のようなキャラ衣装がカッコ良くも不気味で雰囲気ありますねー。
良くも悪くもキャラクターの魅力ありきのゲームだと思うので、獄卒達のキャラがハマれば
とことんハマれる作品。
皆似たようなグラフィックなのに、武器だの表情だのでちゃんと描き分けられているのがスゴイ!
逆に、純粋にホラーゲームを楽しみたいという方には少々物足りないかもしれません。
何しろ主人公がむちゃくちゃ強くて「この人がいれば何も怖くない!」なんて思えちゃうんで…(^_^)ゞ
(そもそも「亡者から逃げる」ゲームではなく「亡者を追いかける」ゲームですしね)
どんな怪異が起こっても顔色ひとつ変えず、むしろ進んで攻撃を仕掛ける(しかも容赦ない)主人公は
非常に新鮮でした!

難易度はそれほど高くなく、攻略も公式サイトにて公開済ではありますが、
私は自力で全て解こうとして結構手こずりました。
謎が解けないというより、今何が起こっているのか時々判らなくなってしまいましてねぇ(ノд`)
理科室に進行のヒントをくれるキャラ(?)がいるので、何かあったら彼(??)を頼りましょう。
即死(行動不能)ポイントはあまりありませんが、思わぬところでゲームオーバーになります。
無駄に校内をうろつきたくなかったらこまめにセーブする事を忘れずに。
追いかけられ要素がないのは個人的に大助かりでした~。逃げるの苦手な人も安心!

総合的にとってもとっても面白かったのですが…公式ブログ等を見る限り、
ゲーム内で語られていない裏設定やキャラクターの個性がまだまだあるようで。
そういう意味では、二次創作も含めて楽しむ事で魅力が倍増する作品かなと感じました。
ゲーム単体で全ての設定が活かされているのが理想だとは思いますが、こういうのも1つの形かと。
なので、コミックも読める公認サイト様も下↓でご紹介しておきますね。
人物紹介などは公式サイトよりもこちらの方が詳しくて判り易いかもです。



■RPGツクールMXサンプル作品として、派生作品『FILAMENT』が公開されています。
 本編未登場の獄卒、「薬師」の抹本(まつもと)が登場しています。


↑こちらは『獄都事変』公認サイト様(公式サイト様とは別)に直接リンクしています
page navi  : 

:::: ランダム応援バナー 【一覧】 ::::

- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
04 06
プロフィール

ユキ


Author:ユキ
.
無料ゲームレビュー&二次創作のブログ。 
当ブログについては「はじめに」をご一読
下さいませ。

最新記事
ジャンルで探す
傾向で探す
サイト名で探す
最新コメント
レビューリスト(あ~と)
※タイトルにオンマウスでサンプル画像表示
 *印のついた作品は公開終了しています

レビューリスト(な~ん・他)
検索フォーム
リンク
QRコード
QRコード