Free Game Review
下弦之月 別館。ご来訪ありがとうございます。
キュノロドンの牢獄
- Posted at 2017.06.01
- lその他(一般)
管理人:pineteaさま(管理代表:Bcarさま)
内容:神よ、どうか死にゆく彼らに救いを
使用ツール:WOLF RPGエディター / 1周プレイ時間:約5~15分 / ED数:24パターン
※こちらは12推(中学生以上推奨)作品です。
【あらすじ&登場人物】
圧政に苦しむとある領土に、死刑囚を収容する牢獄――通称「キュノロドンの牢獄」があった。
主人公は教会からその牢獄へと派遣された1人のシスター。
彼女は死を待つ囚人達のため、今日も慈悲の心で施しを与えるのだった。
エナ :教会のシスター。先の戦争で夫を亡くした未亡人。母性が強く慈悲深い。
クレイオス :【罪状】反逆。主である領主を暗殺しようとして失敗した元騎士。実直そうな男。
コキノ :【罪状】売淫。蠱惑的な容姿を持つ少年。その美貌で多くの人間を誑かしたとされている。
ダモン :【罪状】詐欺。全身傷だらけの粗野な男。知人から金を騙し取った罪で投獄された。
看守 :キュノロドンの牢獄の監視役。淡々と職務を遂行しているようだが、実は…。
【感想】
★★☆☆☆ :救われ度
★★★★☆ :虚しい度
★★★★★ :運命を変えたい度
乙女ゲーのようで、鬱ゲーのようで、でも今までプレイしたどんなゲームとも違う
不思議な余韻を残す作品でした!
先に言っておきますと、どのようにプレイしても死刑囚らの運命は(一部を除き)変えられません。
断頭台の露と消えるその日まで、出来るだけ彼らの心に寄り添いその澱みを浄めてあげるのが目的です。
別ゲームにて物理的に救うことも可能になりましたが、それはまた後述。
教会から受け取ったお金で施し品を買い、それらを囚人達に与える(与えなくても可)。
プレイはこれを3日間繰り返すだけです。あまりにもあっさり終わるので最初は拍子抜けして
しまうかも。
施し品への感想は様々ですが、己の未来を諦めている彼らなのでリアクションは割と薄め。
好みを探るのはなかなか難しかったですね。
好みの品を与えることで親密度(?)を上げ、最終日までに彼らの心を開くことが出来れば
誰にも言えなかったその胸の内を話してくれるかもしれません。
複数キャラの懺悔を同時に聞くことも可能です。が、刑執行当日に最後の挨拶に来てくれるのは
最も親密度の高い人だけのようなので、目的キャラ以外への過干渉にはご注意を。
ちなみに、とある方法で物騒なモノも渡すことが出来ます。
てっきり全員脱走用に使うものだと思っていたら、これがまた実に三者三様の使い方で…
思わず「巧いな~」と感心させられました!
EDは各キャラの死刑執行時の様子が文章のみで語られるという珍しいスタイル。
しかし、その淡々とした叙述が逆にいろんな想像の余地を残してくれるのです。
虚しさも癒しも倍増される感じ…。
迎える結末は基本同じなのに、こうも印象が異なるとは不思議なものですね。
1プレイで全員何かしらのEDを迎える形になるため、ED数は「○つ」ではなく「○パターン」という
単位になっています。
この作品をプレイして「どうしても彼らの運命を変えたい!」と思った方は、
嘘の日に公開されたおまけゲーム『キュノロドンの牢獄 Anothe Side』 をプレイしましょう。
サクッと終わるミニゲームですが、本編でのもやもや感を吹っ飛ばしてくれますよ~(^-^)
本編とは違ってコメディです♪
内容:神よ、どうか死にゆく彼らに救いを
使用ツール:WOLF RPGエディター / 1周プレイ時間:約5~15分 / ED数:24パターン
※こちらは12推(中学生以上推奨)作品です。
圧政に苦しむとある領土に、死刑囚を収容する牢獄――通称「キュノロドンの牢獄」があった。
主人公は教会からその牢獄へと派遣された1人のシスター。
彼女は死を待つ囚人達のため、今日も慈悲の心で施しを与えるのだった。
クレイオス :【罪状】反逆。主である領主を暗殺しようとして失敗した元騎士。実直そうな男。
コキノ :【罪状】売淫。蠱惑的な容姿を持つ少年。その美貌で多くの人間を誑かしたとされている。
ダモン :【罪状】詐欺。全身傷だらけの粗野な男。知人から金を騙し取った罪で投獄された。
看守 :キュノロドンの牢獄の監視役。淡々と職務を遂行しているようだが、実は…。
★★☆☆☆ :救われ度
★★★★☆ :虚しい度
★★★★★ :運命を変えたい度
乙女ゲーのようで、鬱ゲーのようで、でも今までプレイしたどんなゲームとも違う
不思議な余韻を残す作品でした!
先に言っておきますと、どのようにプレイしても死刑囚らの運命は(一部を除き)変えられません。
断頭台の露と消えるその日まで、出来るだけ彼らの心に寄り添いその澱みを浄めてあげるのが目的です。
別ゲームにて物理的に救うことも可能になりましたが、それはまた後述。
教会から受け取ったお金で施し品を買い、それらを囚人達に与える(与えなくても可)。
プレイはこれを3日間繰り返すだけです。あまりにもあっさり終わるので最初は拍子抜けして
しまうかも。
施し品への感想は様々ですが、己の未来を諦めている彼らなのでリアクションは割と薄め。
好みを探るのはなかなか難しかったですね。
好みの品を与えることで親密度(?)を上げ、最終日までに彼らの心を開くことが出来れば
誰にも言えなかったその胸の内を話してくれるかもしれません。
複数キャラの懺悔を同時に聞くことも可能です。が、刑執行当日に最後の挨拶に来てくれるのは
最も親密度の高い人だけのようなので、目的キャラ以外への過干渉にはご注意を。
ちなみに、とある方法で物騒なモノも渡すことが出来ます。
てっきり全員脱走用に使うものだと思っていたら、これがまた実に三者三様の使い方で…
思わず「巧いな~」と感心させられました!
EDは各キャラの死刑執行時の様子が文章のみで語られるという珍しいスタイル。
しかし、その淡々とした叙述が逆にいろんな想像の余地を残してくれるのです。
虚しさも癒しも倍増される感じ…。
迎える結末は基本同じなのに、こうも印象が異なるとは不思議なものですね。
1プレイで全員何かしらのEDを迎える形になるため、ED数は「○つ」ではなく「○パターン」という
単位になっています。
この作品をプレイして「どうしても彼らの運命を変えたい!」と思った方は、
嘘の日に公開されたおまけゲーム
サクッと終わるミニゲームですが、本編でのもやもや感を吹っ飛ばしてくれますよ~(^-^)
本編とは違ってコメディです♪
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